実家の物を処分する方法!スムーズに片付けるコツと費用を抑えるポイント
「実家の物を処分するにはどんな方法がある?」
「大量にある物をスムーズに片付けるコツが知りたい」
実家を片付けたいと思っていても、親の反対などで実行できていない方も多いでしょう。
高齢の親世代は捨てるのが苦手な方が多いため、実家が物であふれているという話もよく聞きます。
本記事では、実家の物を処分する方法やスムーズに片付けるコツ、親が物を捨てるのを嫌がる場合の対応方法についてご紹介します。
実家の片付けをしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
実家の物を処分する方法
実家の物を処分する方法は以下の3つがあります。
・片付けから処分まで自力で行う
・不用品やゴミの処分のみ業者に依頼する
・片付けから処分まですべて業者に依頼する
どこまで自力でできるか見極めたうえで、難しい部分は業者に依頼するようにしましょう。
片付けから処分まで自力で行う
片付けから処分まですべて自力で行う場合、以下の手順で進めましょう。
・自分の部屋、物から片付ける
・玄関や廊下など通路を確保する
・取っておく物を仕分けする
・捨てる物を分別する
実家に自分の部屋や物が残っている場合は、まずそこから片付けましょう。
次に玄関や廊下など、通路を片付けて動線を確保し、スペースができたら取っておくものと捨てる物を仕分けします。
捨てる物が決まったら、燃えるゴミや燃えないゴミ、粗大ゴミなど処分方法別にそれぞれ分別してください。
処分する方法は、地域の回収に出すか車がある場合はゴミ処理センターに直接持ち込む方法があります。
まだ使える物は、買取業者に買取ってもらったり、フリマアプリやオークションに出品したりする方法もあります。
不用品やゴミの処分のみ業者に依頼する
自力で片付ける方法のうち、不用品やゴミの処分のみ業者に依頼する方法があります。
不用品や粗大ゴミの回収は、トラック積み放題プランを利用するとお得な料金で不用品を処分できます。
トラック積み放題プランの料金相場は以下の通りです。
・軽トラック 15,000〜30,000円
・1トントラック 30,000〜40,000円
・2トントラック 55,000〜68,000円
トラックに積めれば冷蔵庫や洗濯機などの家電や、タンスやソファーなどの大型家具も定額で処分できます。
ただし、冷蔵庫・洗濯機などの家電は別途リサイクル料金がかかる可能性があります。
片付けから処分まですべて業者に依頼する
片付けから処分まですべて業者に依頼する方法が、一番手間がかからない方法です。
ゴミの量や間取り、搬出の状況などによって料金が変わるため、部屋数が多い広い家ほど料金が高くなります。
間取りごとの片付け料金の相場は以下の通りです。参考にしてください。
・1K/1R 30,000円~80,000円
・1DK 50,000~150,000円
・1LDK 70,000~200,000円
・2LDK 120,000~300,000円
・3LDK 170,000~500,000円
・4LDK以上 220,000~600,000円
ゴミ屋敷のようにゴミが床一面に散乱していたり、ゴミ袋が積みあがっているようなお宅は上記に追加料金がかかる可能性があります。
また、害虫が発生していたり特殊な清掃が必要だったりする場合も、追加料金がかかる可能性が高くなるでしょう。
業者に依頼する場合に費用を抑えるポイント
業者に片付けを依頼する場合に費用を抑えるポイントを4つご紹介します。
・自力で捨てられる物は処分しておく
・売れそうな物は買取に出す
・複数の業者から見積もりを取る
・分割払いを利用する
なるべく費用を抑えたい方は確認しておきましょう。
自力で捨てられる物は処分しておく
業者の料金は家の間取りとゴミの量で決まるため、自力で捨てられる物は先に処分しておくのがおすすめです。
迷わず捨てられるゴミは自力で処分し、粗大ゴミや処分方法に悩む不用品のみ業者に依頼すれば、処分費用を抑えることができます。
ただし、頑張りすぎると時間がかかってしまうので、期限を決めて取り組むといいでしょう。
売れそうな物は買取に出す
売れそうな物を買取に出すのも費用を抑えるポイントです。
フリマアプリで相場を確認し、それなりの値段がつきそうな物は、買取業者に出すか買取店へ持ち込みましょう。
また、買取も行っている片付け業者を選べば、不用品回収の代金から買取価格を差し引いてもらえます。
個別に買取店に出すより手間がかからないため、売れそうな物が複数ある場合は買取も行っている業者を選ぶのがおすすめです。
買取店で買取ってもらえなかった物も、フリマアプリやオークションに出すと売れる可能性があります。
複数の業者から見積もりを取る
不用品回収業者を探す場合は、複数の業者から見積もりを取るようにしてください。
複数の業者から見積もりを取れば、だいたいの相場がわかるため極端に料金が高い業者を選択肢から排除できます。
各業者のサービスや作業内容を比較して、その中から希望に合う業者を選べば無駄がありません。
また、見積もりをもらうまでのやり取りの中で、対応がいいところや悪いところがわかる場合もあります。
分割払いを利用する
一括払いが難しい場合は、分割払いに対応している業者を利用する方法もあります。
片付け業者や不用品回収業者に依頼する費用は安いとはいえません。
まとまった現金が用意できない場合は、分割払いやクレジットカード払いなどに対応している業者を選ぶのがおすすめです。
当社のように独自のローン制度ですと、クレジットカードをお持ちでないお客様も分割払いを利用することができます。
実家の物をスムーズに片付けるコツ
実家の物をスムーズに片付けるコツは5つあります。
・「必要」「不要」「保留」で仕分ける
・処分する判断基準を決めておく
・1分以内に判断できない物は保留にする
・捨て方がわからない不用品は後回しにする
・データで残せるものはデータ化する
一緒に実家を片付けるご家族にも共有しましょう。
「必要」「不要」「保留」で仕分ける
実家の物をスムーズに片付けるコツは、「捨てること」を前提に考えないことです。
「必要」「不要」「保留」に仕分けて、必要な物や捨てるのを迷う物はよけておきましょう。
「片付け」というとすべて捨てなければならないと考えて、片付け自体に抵抗を示す親御さんもいらっしゃいます。
捨てるのはあくまで不要な物で、必要な物やすぐに決められない物は捨てなくていいということを説明してから進めてください。
処分する判断基準を決めておく
片付け始める前に、処分する場合と取っておく場合の判断基準を決めておきましょう。
処分する判断基準を明確に決めないまま、なんとなくで作業を進めてしまうと「一応とっておこう」となりがちです。
また、複数人で片付ける際にも判断基準を決めておかないと、捨てたくなかった物まで捨てられてしまう可能性があります。
1分以内に判断できない物は保留にする
1分以内に捨てる判断ができない物は保留にしておきましょう。
捨てるのは簡単ですが、一度捨ててしまうと取り戻すのは容易ではありません。
なかには二度と手に入らない物もあるでしょう。
あとから後悔しないように、迷う物は保留にしておいて本当に捨ててしまっていいか慎重に判断してください。
捨て方がわからない不用品は後回しにする
捨て方がわからない不用品は後回しにしましょう。
片付けはスピーディに進めるほうがうまくいきます。
処分方法を都度調べていると作業が滞ってしまうため、捨て方がわからない物はあとからまとめて調べるようにしてください。
捨て方がわからない物が大量にある場合は、それらだけ業者に処分を依頼するのもおすすめです。
データで残せるものはデータ化する
写真や手紙、こどもの頃の絵などは写真に撮ってデータで保存するのもおすすめです。
アルバムや子どもの頃の工作、思い出の品などは、捨てにくくてかさばるものが多いでしょう。
特に写真は印刷するとかさばるため、気に入った数枚だけを印刷し、残りはクラウド上で保管すれば場所を取りません。
頻繁に見る必要がある物でなければ、なるべくデータ化すると大幅に物の量を減らせます。
親が物を捨てるのを嫌がる場合はどうする?
親が物を捨てるのを嫌がる場合は、以下のような片付ける目的やメリットを改めて説明しましょう。
・物が倒れてきて怪我をするリスクがある
・物を減らせば掃除が楽になる
・高いところの物を低いところに下ろせば使いやすくなる
・ホコリなどで体調を壊すリスクが減る
自宅で転倒して骨折するお年寄りも多いため、まずは物を減らして安全に暮らしてほしいことを伝えてください。
また、掃除の手間が減れば体力がなくなっても綺麗な部屋をキープしやすくなります。
綺麗な家の方が親戚や友人も呼びやすくなるなど、メリットが多いことを理解してもらいましょう。
片付けると「こんなにいいことが待っている」と感じてもらえれば、物を捨てることにも納得してもらいやすくなります。
まとめ
実家の物を処分する方法やスムーズに片付けるコツ、親が物を捨てるのを嫌がる場合の対応方法について解説しました。
家族が長く暮らしていた実家には、いろいろな物が大量にあるというお宅も多いでしょう。
すべて自力で片付けるのは心身ともに疲弊してしまうため、ある程度まで自力で片付けたらあとは業者に依頼するのがおすすめです。
忙しくてあまり時間が取れない方は、仕分けや買取まですべてできる業者に依頼する方法もあります。
当社でも不用品の回収や買取、お部屋の片付け代行サービスを行っております。
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② 買取可能なものがあれば相殺可能
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買取によってお客様に利益がでた場合、片付けの費用と相殺することで、お客様に負担していただく費用総額を減らすことが可能です。
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中島 健太
株式会社ウルタロウ代表取締役
埼玉県を中心に関東全域の幅広いエリアで、不用品回収・遺品整理・ゴミ屋敷清掃を行っている。
終活・相続関連の社団法人の理事もしており、遺品整理・生前整理に関する様々なセミナーで登壇実績あり。
屋号のオカタシ!は東北の方言で「片付ける」のことを指し、ただ捨てるということではなく、一つ一つ思いやりを込めて整理するということを大切にしている。
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