実家の片付けが終わらない理由と対処法!スムーズに片付けるコツは?
「定期的に実家を片付けているのに、全然終わらない…」
「実家の物を断捨離したいけど、親が協力的じゃなくてなかなか進まない。」
親が高齢のため『実家の片付けは自ら主体となって進めなければならない』と感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし実家の片付けは手間も時間もかかるため、なかなか思うように進まないことも多いですよね。
そのため実家の片付けに対して焦りや自己嫌悪、プレッシャーを感じる方も少なくありません。
この記事では実家の片付けが終わらない理由や対処法、スムーズに片付けるコツなどをご紹介します。
ぜひこの記事を読んで、自分に合う片付け方法を見つけてください。
そして家族みんなが快適に過ごせる家を作りましょう。
実家の片付けが終わらない理由と対処法
実家の片付けが終わらないのには、さまざまな理由があります。
ここでは片付けが終わらない理由と対処法を5つ解説します。
親が高齢になり、片付ける体力や気力がない
親が高齢になると片付ける体力や気力がなくなるため、片付けがなかなか進みません。
実家の片付けとなると、たくさんの時間と労力が必要です。
高齢の親には大きな負担となるでしょう。
この場合は親に任せるのではなく、自ら主体となり、親戚など周りに協力を仰いで片付けるのがおすすめです。
物を溜め込んでしまう
物を溜め込んでしまうのも、片付けが終わらない理由のひとつです。
<物を溜め込んでしまう理由>
・実家は収納スペースが多く物を保管しやすい
・親世代はもったいない精神が強いため捨てられない
この場合は『物を溜め込むとどうなるか』を説明し、親を説得するのが良いでしょう。
後ほど親を説得する方法を詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
実家が遠方にあるため
実家が遠方にあると、片付ける機会を作るのが難しくなります。
そのため片付けたくても、そもそも片付けが進まないというケースも多いです。
自力で実家を片付ける場合、数週間〜数ヶ月はかかります。
遠方から何度も通って片付けるのは大変ですよね。
この場合は業者に片付けを依頼するのがおすすめです。
業者に依頼すれば短期間での片付けが可能なため、遠方から何度も通う必要がありません。
後ほど業者に依頼するメリットをご紹介しますので、参考にしてみてください。
忙しくてなかなか片付けに行けない
仕事などで忙しい場合も、なかなか片付けに行けないため片付けが進みません。
忙しい中で家事や自分の家の片付けをしながら、実家の片付けもするのは難しいでしょう。
この場合も業者に依頼するのがおすすめです。
片付けのモチベーションが保てない
片付けのモチベーションが保てないと、片付け作業は進みません。
<モチベーションが保てない原因(例)>
・片付けても終わりが見えなくてうんざりする
・片付けに対して『疲れる』『面倒』といったイメージがある
この場合は『今日はキッチンのシンクを片付ける』など、場所を区切って少しずつ片付けるのがおすすめです。
区切って作業することで達成感を感じやすく、ネガティブなイメージを払拭しやすくなります。
実家をスムーズに片付けるコツ
自力で実家を片付ける場合、効率よく作業したいですよね。
ここでは実家をスムーズに片付ける5つのコツをご紹介します。
親を説得してから片付ける
実家の片付けを決めたら、まずは親を説得しましょう。
親を説得せずに片付け作業を始めると、『作業中に口論になり作業が進まない』といった状況になる可能性があります。
親を説得する際は
・片付けた後のポジティブなイメージを説明する
・物やゴミを放置するリスクを伝える
・相手を否定する言葉は使わない
と説得しやすいです。
また入院や施設に入るなど、生活環境が変わるタイミングで説得すると同意を得やすくなりますよ。
親戚や友人に手伝ってもらう
一人っ子や兄弟姉妹が遠方などで片付けられない場合、作業を一人で行うことになります。
しかし実家の片付け作業は、多くの時間と労力がかかり大変です。
そのため親戚や友人に手伝ってもらうと良いでしょう。
手伝ってもらう際は、『実家の現状と放置のリスク』を伝えると協力してもらいやすいです。
また少しでも手伝ってもらったら、必ず感謝の気持ちを伝えましょう。
事前準備はしっかり行う
事前準備をしっかり行うのも、片付けをスムーズに進めるコツです。
<事前準備(例)>
・片付けに必要な道具
・作業スケジュール
・残す物、捨てる物のルール
事前準備をしておかないと、
・どこから片付ければ良いか分からない
・作業中に道具がなくて作業が止まる
など作業が進みません。
そのため事前準備はしっかり行いましょう。
親の生活スペース以外から片付ける
子ども部屋や物置など、現在親が生活で使っていないスペースから片付けるのも大切です。
生活スペースであるリビングやキッチンは、片付けを嫌がるかもしれません。
しかし普段使用していない部屋は、片付けの同意を得やすいです。
また普段使用していない部屋を片付けて『片付けのメリット』を伝えられれば、他の部屋の片付けも同意を得やすくなります。
人に譲ることを提案する
捨てるのではなく、人に譲るのを提案するのも作業をスムーズに進めるコツです。
ゴミに見える物でも、親にとっては意味のある物かもしれません。
そのため『捨てる』という言葉に抵抗を感じるでしょう。
捨てるのではなく譲るという提案をすることで、『自分の大切な物の役目が終わるのではなく再利用してもらえる』というポジティブなイメージに変わります。
そのため親は抵抗感や罪悪感を感じにくくなり、物を手放しやすくなるのです。
手間なく短期間で片付けたい場合は業者への依頼がおすすめ
実家の片付けを自力で行うのは、手間も時間もかかるため大変です。
そのため人手が足りなかったり遠方に住んでいる、また忙しいという方には業者に依頼するのをおすすめします。
業者に依頼すれば、手間がかからず短期間での片付けが可能です。
自力で行った場合数ヶ月かかる作業でも、業者に依頼すれば1~2日程度で完了します。
他にも業者に依頼するメリットはたくさんあります。
<業者に依頼するメリット>
・片付け、搬出、ゴミの処分まですべての作業を行ってくれる
・最短即日で対応可能
・不用品の買取を行っている業者もいる
・作業中に怪我をするリスクがない
・都合に合わせて作業を依頼できる
・モチベーションを保つ必要がない
ただし業者に依頼する際は、依頼する前に親の説得を必ず行いましょう。
説得せずに業者に依頼してしまうと、後からトラブルになる可能性もあります。
業者に依頼する場合に費用を抑える方法
業者に依頼する際は、可能な限り片付け費用を抑えて依頼したいですよね。
ここでは業者に依頼する場合に費用を抑える4つの方法をご紹介します。
複数社から見積もりを取って比較する
見積もりは複数社から取って比較しましょう。
複数社から見積もりを取ると
・相場が分かる
・業者毎の得意分野が分かる
・交渉に使える
などのメリットがあります。
複数社の見積もりを交渉材料として使えば、費用を抑えられる可能性が高まりますよ。
自力でゴミを減らす
可能であれば自力でゴミを減らしておくのも、費用を抑える方法のひとつです。
業者に依頼する際の費用は、ゴミの量で大きく変動します。
ゴミの量が多いと、同じ間取りでも費用が3倍になる場合もあります。
そのため片付けられる範囲で片付けておくと良いでしょう。
買取に対応している業者を選ぶ
買取に対応している業者を選ぶと、費用を抑えられる可能性があります。
素人が見るとゴミのような物でも、売れる物が意外に多いです。
買い取ってもらえる物があれば、買取費用を業者への依頼費用にあてられるため費用を抑えられます。
また買取に対応している業者に依頼すれば、自力でリサイクルショップなどに持っていく手間も省けますよ。
分割払いに対応している業者を選ぶ
分割払いに対応している業者を選ぶのもひとつの方法です。
分割払いにすれば、1回の支払い金額を抑えられます。
手元にまとまったお金がないけど短期間での片付けが必要な場合は、分割払いに対応している業者を選ぶのがおすすめです。
まとめ
実家の片付けは定期的に行っていてもなかなか終わらず、焦ってしまうこともありますよね。
実家の片付けがなかなか終わらないのは、親に片付ける体力や気力がなかったり遠方に住んでいて通えない、モチベーションを保てないなどさまざまな理由があります。
片付けが終わらない場合は、親戚など周りの人に協力をお願いしたり業者に依頼するのがおすすめです。
片付けを効率的に行うためには、親を説得し親の生活スペース以外から片付けると良いでしょう。
また捨てるのではなく譲るという提案をすると、片付けに対してポジティブなイメージに変わるため物を手放しやすくなります。
短期間で手間をかけずに片付けたい場合は業者に依頼するのがおすすめです。
業者に依頼する際は、複数社から見積もりを取ってゴミを少しでも減らしておくと費用を抑えられます。
また手元にまとまったお金がないけど急いで片付けたい場合は、分割払いに対応している業者を選ぶと良いでしょう。
実家の片付けは思い出の物も多いため感情に左右されやすく、思うように片付けられないこともありますよね。
片付けが進まず焦りを感じるかもしれませんが、ぜひ今回ご紹介した内容を参考に自分に合う片付け方法を見つけてください。
そして実家の片付けの負担を減らし、家族みんなが快適に過ごせる環境を作りましょう。
当社でも家の片付け代行サービスを行っております。
お客様のご要望に合わせてプランをご提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。
【関連記事】
遠方の実家を片付ける方法と手順|業者の選び方や費用相場も解説
実家の片付けはどこから始めるのが正解?スムーズに片付ける手順
実家の片付けで高く売れるかもしれないもの15選!高く売るコツも解説
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中島 健太
株式会社ウルタロウ代表取締役
埼玉県を中心に関東全域の幅広いエリアで、不用品回収・遺品整理・ゴミ屋敷清掃を行っている。
終活・相続関連の社団法人の理事もしており、遺品整理・生前整理に関する様々なセミナーで登壇実績あり。
屋号のオカタシ!は東北の方言で「片付ける」のことを指し、ただ捨てるということではなく、一つ一つ思いやりを込めて整理するということを大切にしている。
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