扇風機の処分方法5つと費用をご紹介!捨てる際の注意点も解説

query_builder 2024/07/29
コラム
扇風機処分

一般的な大きさの扇風機は「粗大ゴミ」として扱われますが、種類や自治体によって処分方法はさまざまです。

特に、小型扇風機や卓上扇風機などはバッテリー内蔵の製品が多く、処分の仕方に困る人も多いはず。


本記事では、扇風機を処分する方法と掛かる費用、捨てる際の注意点を解説します。

扇風機を売却する方法や、不用品回収業者に依頼するメリットについても紹介しているので、扇風機の処分を考えている方はぜひ参考にしてください。


<本記事の内容>

  • 扇風機の処分方法と費用
  • 扇風機を売却する方法
  • 扇風機を捨てる際の注意点
  • 不用品回収業者に依頼するメリット



扇風機の処分方法

扇風機はサイズや種類によって処分方法が異なります。

自治体によっても捨てる方法が変わるため、それぞれ具体的な手順や費用を紹介します。


自治体の粗大ゴミとして処分する

扇風機の処分で最も一般的な方法が、粗大ゴミとして処分する方法です。

※一辺の長さが30〜50cm以上など、粗大ゴミの範囲は自治体によって異なります。


以下は、粗大ゴミとして処分する際の一例です。

  1. 職員が収集に訪問する「戸別収集」または、環境センター等へ直接持ち込む「直接持込」のどちらかを選択する。
  2. どちらも事前予約かつ、コンビニ等で処理券の購入を行う。(自治体によっては当日に現金や納付書で支払う)
  3. 収集/受付日を守り、指定された場所に扇風機を出す。


粗大ゴミとしての処分費用は100円から500円ほどで、どちらの場合も引っ越しシーズンや年末年始の時期は予約が集中する傾向にあるため、処分する際は余裕をもって予約することが大切です。

粗大ゴミとして出せるかどうかは各自治体のホームページや、ゴミ分別アプリを確認してみましょう。


一般ゴミとして処分する

自治体の方針によっては扇風機を分解することで、一般ゴミ(可燃・不燃ゴミ)として処分できる場合があります。

一般ゴミとして処分する際は、扇風機の羽部分やカバー部分などを外し、分解してサイズを小さくするのが一般的ですが、機械部分に関しては電気が帯電している可能性があるため十分注意しましょう。 

分解が難しい場合や、安全に作業する自信がない場合は、後述する専門業者に処分を依頼することも検討しましょう。

正しく分解することで、安全かつ環境に配慮した処分ができます。



まだ使える扇風機を売却する方法

扇風機を手放す際は処分するだけではなく、売却も考えてみましょう。

使わなくなった扇風機で動作に問題がないものであれば、リサイクルショップやフリマサイトで売却できる可能性があります。

売却であれば処分費用もかからず、経済的で環境に優しいのもメリット。

以下、扇風機を売却する代表的な手段を紹介します。


リサイクルショップに持ち込む

家電製品を簡単に売却できる便利な方法の一つが、リサイクルショップを利用することです。

全ての扇風機が買い取ってもらえるわけではないので、事前に電話やメールで店舗に問い合わせを行い、買取対象となるか確認しておきましょう。

購入時の箱や取扱説明書が残っていれば、買取査定額がアップすることもあります。

査定結果に納得できれば、その場で現金を受け取れるため、すぐに処分したい方にもおすすめの方法です。

特に扇風機は、季節商品として需要が高まる夏に持ち込むとスムーズに売却できる可能性があります。

製品の状態をよく見せるため、動作確認や清掃を済ませておくことも大切です。


フリマサイトに出品する

売却までに時間と手間はかかりますが、メルカリやヤフオクといったフリマサイトに出品する方法もあります。

フリマサイトは価格設定が自由にできたり、より多くのユーザーにアピールできるのがメリット。

ただし、利用する際は出品時に詳細情報や状態を細かく記載し、写真の掲載も必要となります。

出品前後には購入者とのやり取りや、梱包作業も出品者が行う必要があるため、リサイクルショップへの持ち込みと比べて処分までに時間がかかる点は注意しましょう。



扇風機を捨てる際の注意点

売却ではなく、ゴミとして扇風機を処分する際はいくつかの注意点があります。 主な注意点は次の通り。


  • 本体から電池を取り外す。
  • バッテリー内蔵型扇風機はそのまま捨てない。
  • 一般ゴミとして出せるか必ず確認する。


本体から電池を取り外す

ハンディや卓上タイプの小型扇風機の多くは、乾電池や充電式のリチウムイオンバッテリーが内蔵されています。

乾電池式の扇風機は電池を取り外し、乾電池回収BOXで処分しましょう。


バッテリー内蔵型扇風機はそのまま捨てない

卓上や手持ち式に多い、小型リチウムイオン電池内蔵タイプの扇風機(バッテリー内蔵型)の処分は注意が必要です。

そのまま処分すると火災の危険性があるため、自治体の処分方法を確認して適切に処分しましょう。


一般ゴミとして出せるか必ず確認する

前述したとおり、電池の取り外しや分解などを行なったとしても、自治体の処理方式によっては一般ゴミとして捨てられないケースがあります。

自己判断で処理せず、必ず自治体のホームページやごみ分別アプリなどを事前に確認して処分方法を決定しましょう。



不用品回収業者に依頼するメリット

使わなくなった扇風機を手軽に処分したい場合、不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。

不用品回収業者の処分方法はさまざまですが、扇風機単体で回収してもらう場合の費用はおよそ1,500円から。

扇風機含め、軽トラックなどに不用品を積み放題のプラン(7,000〜1万円など)もあります。

手間をかけずに処分ができ、そのほかにも次のようなメリットがあります。


不用品回収業者を利用する主なメリット

  • 簡単かつ迅速に処分できる
  • 幅広い品目を回収してくれる
  • リサイクルや適切な処分を頼める

  • 簡単かつ迅速に処分できる

不用品回収業者を利用する最大のメリットは、手間がかからずスムーズに処分できる点です。

電話やインターネットでの予約後、業者が直接自宅まで回収に来てくれるため、大型の扇風機やバッテリー内蔵型の扇風機でも簡単に手放せます。

回収日時を指定できるため、自分のスケジュールに合わせて柔軟に対応してもらえるのも魅力です。


幅広い品目を回収してくれる

扇風機をはじめとした家電製品はもちろん、家具や日用品、衣類など幅広い品目の回収に対応しているのもメリット。

一度の依頼で家全体の片付けが可能となり、引っ越しや大掃除の際にも便利に利用できます。

特に、大型家具や古い家電の処分には多くの手間がかかりますが、プロに任せれば迅速かつ効率的に作業を進められ、時間と労力を大幅に節約できます。


リサイクルや適切な処分を頼める

不用品回収業者は、法律に基づいて家電製品を適切に処分することが義務付けられています。

個人で処分する場合、分別や処理方法に迷うことがありますが、プロに任せれば安心です。

不用品回収業者に依頼することで、リサイクルに配慮した環境負荷を軽減できるだけでなく、業者によっては使用可能な製品をリユースしたり、資源として再利用するなど、社会貢献につながる活動を行っています。

不用品回収業者を利用することで、手間をかけずに素早く処分できるだけでなく、さまざまな品目を適切に処分してもらえるため、メリットを理解して利用を検討してみましょう。



まとめ

扇風機の処分方法は自治体によってさまざまです。

一般ゴミとして出せるものであれば手間も少ないですが、粗大ゴミやリサイクルの必要がある扇風機は処分に一定の労力がかかります。

不用品回収業者に依頼すれば、自分で重い家電を運んだり、処分方法を調べたりする必要がありません。

車を持っていない場合でも、予約をすれば自宅にいながら簡単に処分が完了するため、忙しい人でもスケジュールに無理なく不用品を手放せます。


当社でも扇風機の回収を行っております。

他の不用品もまとめて処分したい場合はトラック積み放題プランもご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。



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この記事の執筆者
中島 健太
  • 中島 健太

    株式会社ウルタロウ代表取締役


    埼玉県を中心に関東全域の幅広いエリアで、不用品回収・遺品整理・ゴミ屋敷清掃を行っている。

    終活・相続関連の社団法人の理事もしており、遺品整理・生前整理に関する様々なセミナーで登壇実績あり。

    屋号のオカタシ!は東北の方言で「片付ける」のことを指し、ただ捨てるということではなく、一つ一つ思いやりを込めて整理するということを大切にしている。

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