亡くなった親の家の片付け方について

query_builder 2023/01/31
コラム
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親が亡くなり、家の片付けをしなければいけない状況はだれにでも起こりうる現実です。

一緒に暮らしている状況や近所であれば、すぐに手がつくかもしれません。しかし、現代のように核家族化が進み、遠方で暮らしているケースも増えてきました。そうなると、簡単にはできなくなってしまいます。

実際に亡くなった親の家の片付け方を考えたときに、どのような手法があるのか解説しますので、ご参考にしてみてください。



亡くなった親の家の片付け方に影響する条件

親が亡くなった状況は、単純なものではありません。家を片付けるとしても、条件によってさまざまな問題が生まれてくるからです。

まずは現在の状況などを整理するところからスタートしましょう。


だれか同居していたケース

だれかと同居していたケースでは、片付けもそこまで問題にはならないでしょう。たとえば両親のどちらかが残っている場合が当てはまります。

このケースでは、いつでも片付けることが可能なので落ち着いたときに片付けるのが一般的になります。形見分けなども考慮すれば、だれか集まったときに手伝ってもらうとスムーズに運ぶでしょう。


ひとりで暮らしていたケース

最近では、親がひとりで暮らしているケースが増えています。

ひとりで暮らしていた場合は、亡くなったのちは無人です。貸家か持ち家かでも違いますが、そのままにはできないため、できるだけ早く片付けなければいけません。

持ち家の場合は、家を売却するか残しておくかなどの判断も必要となります。



親の家を片付ける前に重要なこと

亡くなった親の家を片付けるとなれば、さまざまな遺品をどのように整理するか考えなくてはいけません。

作業がなかなか進まなかったり、想定外のトラブルが発生することも多いです。片付けを始める前に知っておくべきことについて解説します。


気持ちの整理

親の家や遺品には、さまざまな思い出が詰まっているはずです。良い思い出もあれば、悪い思い出もあるでしょう。これが片付けるときの足かせになるのです。

気持ちを整理して臨まなければ、なにを残して処分するかを決められなくなり、時間だけが過ぎていきます。いくら時間があっても進まないため、自分の気持ちがある程度落ち着いてから片付けにはいるのが大切です。


資産について確認しておく

片付けるにあたって、タンス預金や宝石類などの資産を誤って捨ててしまう恐れもあります。どのような資産があるのか事前にある程度把握できていれば、探すこともできますし、片付けている間に見逃す状況も防げます。

最近では、エンディングノートなどに資産について書き残している場合も多いので、事前に確認しておきましょう。


時間の確保

家を片付けるとなれば、必ず時間がかかります。それも大きな荷物を運び出すことになるケースも多く、一人暮らしであっても簡単には終わりません。どうしても時間がかかることを理解し、余裕をもった計画をとる必要が出てきます。

特に遠方から片付けに出向く場合、宿泊先などの確保も考えなければいけません。事前にスケジュールを確保しておきましょう。



親の家を片付けるためのポイント

片付けを始める際には、いろいろなポイントがあります。頭に入れておくと片付けをスムーズに進めることができます。


無理に捨てない

片付けようと思うと、なんでも処分しなければいけないと思い込んでしまいます。実はそんなことはありません。片付けることは、捨てることと同義ではないからです。

ただし、手がつかなければ、片付けは進みません。まずはいったん片付けてしまい、あとから処分するか判断する流れを作っておくのがポイントです。明らかなごみなどと区別しておけば、時間の節約にもつながります。


形見分けを考慮する

遺族のなかには、形見が欲しいという人が現れます。なんでも処分していると、形見分けができなくなるケースも考えられるのです。

洋服やバッグなどの小物などは、形見に向いています。ほかにも食器なども使いやすいため、むやみに処分しないようにしましょう。事前に形見分けについて親族で話し合っておくのもトラブルを防ぐためにおすすめです。


価値の判断

遺品を片付けていると、さまざまな物が出てきますが、なんでも処分すればいいわけではありません。特に相続が絡んでいる場合、簡単に処分できない可能性が出てくるでしょう。

ポイントは価値の判断です。骨董品など判断が難しい物も出てくるかもしれないのです。貴金属など相場に影響される場合も簡単に判断できません。価値のある資産は、親族のなかでもトラブルになる可能性を秘めています。中古買取店や貴金属専門店など、価値を判断できる相手を見つけておくのも大切です。


だれか協力者を募る

部屋の片付けができても、運び出しなど一人ではできないこともたくさん出てきます。生活していると、それだけ荷物が増えていくからです。

大きな家具、家電などは、男性一人でも対応できないことも珍しくありません。初めからひとりではできないことを理解しておけば、無理な状況を作らずに済むのです。

体力的な問題だけではありません。ひとりで片付けるのは、精神的にきつくなりかねません。相続のトラブルも起こる可能性を考え、だれか協力者を募った方が安心です。



片付けと処分の方法

親の家を片付ける場合、残された物の処分の方法を理解しておかなければいけません。すべて残すわけにもいかない以上、手段を理解しておけばスムーズになります。

以下、片付けの手順と方法について解説します。


残すものを確認しておく

金銭的な価値があるものは残します。ほかにもアルバムの写真など、あとから代替えが効かないものは、残す方向にします。


その他、捨ててはいけないものはこちらの記事で紹介しています。

捨ててはいけないものリスト


残すとはっきりと決めれば、片付けはスムーズになるものです。


売れるものは売る

家電や家具など、売れそうなものは売ります。ごみとして処分するよりお金になりますし、処分の手間も減るからです。

自分で持ち込まなければいけない業者もある一方、査定しに来てくれる業者もあります。自分で運び出す手間も少なくなるため、処分の方法として検討しておくといいでしょう。


捨てるものは捨てる

捨てるものははっきりとさせます。衣類のなかでもシミが目立つものなどは、売ることもできず形見分けにも使いにくいので処分します。壊れているものなども、捨てるものとして分類します。

処分するか残しておくかの判断は、思い出もあるためなかなか難しいですが、ある程度線引きをして捨てる覚悟も必要になります。

処分すると決めたものは、地域のルールに従って分別し、処分します。 量が多すぎて大変な場合は不用品回収業者にまとめて処分を依頼しましょう。


わからないものはいったん残す

価値がわからないものは、ひとまず残しておきます。悩むよりはいったん片付けてしまうのです。あとから残ったものを整理し、本当に残すべきか、売るべきか、それとも処分するかを決めた方がスムーズに進みます。形見分けに関しても、ここから選んでもらう方法もとれるでしょう。


↓自分で遺品整理をする方法について詳しくはこちらをどうぞ

遺品整理を自分でやるのは大変?手順とコツを解説



家の片付けを依頼する方法

親の家を片付けるとしても、かなりの時間と労力が必要です。

体力や時間の問題、人数の確保が難しい場合などは専門業者へ依頼する方法も検討する時代となりました。

遺品整理専門の業者なら、ごみの処分の問題もクリアできます。買取などもしてくれることも多いため、ワンストップで済むことも珍しくありません。

遠方で片付けに行けないときだけではなく、高齢で片付けが難しいケースなども増えてきました。また、賃貸など期限が決まっていることもあるはずです。このような場合には、業者に依頼した方が負担は少なくて済みます。



まとめ

親の家を片付けることは、だれにでも現実的に起こりうる可能性があります。自分がその立場になったとき、どうしたらいいのか考えておかなければいけません。理解さえしておけば、いざというときにスムーズに進めやすくなるからです。

片付けるという状況と現実は、肉体的にも精神的にも負担がかかります。時間の制約なども踏まえ、専門業者を利用することも考えておくといいでしょう。






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