汚部屋の掃除のやり方を徹底解説!失敗しない片付けの手順とコツ

query_builder 2023/12/06
コラム
汚部屋掃除

足の踏み場もないほどの汚部屋ともなると、部屋をキレイにしたくてもどこから始めたらいいのか分からず、途方にくれる人もいるのではないでしょうか。

今回は、汚部屋の掃除のやり方を解説するとともに、失敗しない片付けの手順とコツをご紹介します。

掃除や片付けが苦手な人は、ぜひ参考にしてみてください。



汚部屋掃除の流れ

汚部屋の掃除をしたくても物が多すぎて、行動にうつせない人もいるかもしれません。

しかし、正しい掃除方法を踏まえて実践すれば、労力こそありますが無駄な手間をかけず部屋をキレイにできるはずです。

まずは、汚部屋掃除の流れをここでしっかり把握しておきましょう。


①作業に必要な道具を揃える

汚部屋を掃除するなら、まずは必要な掃除道具などを揃えておきましょう。

いざ作業するときに、あちこち道具を揃えるようでは時間がもったいないだけでなく、集中力やモチベーションが下がってしまいます。


・ゴミ袋

・軍手

・雑巾

・バケツ

・マスク

・掃除機


このように掃除や埃対策で必要になる物を揃えておくと作業に集中できます。

さらに靴下や服装も動きやすく汚れても構わないものがオススメです。

また、女性はネイルやアクセサリーが作業中に引っかかってしまう恐れもあるので怪我をしないように注意しましょう。


②ゴミや不用品をどんどん捨てる

汚部屋の掃除では、いかに迷う時間をなくすかがポイントです。

物が溢れている状態で少しやっただけでは成果が見えにくく掃除もできないので、ゴミを減らしていくのが重要になります。

そのためにも、まずは迷わず捨てられる物を片っぱしから捨てていきましょう。


・生ゴミ

・空き箱や空き缶

・雑誌類

・ペットボトル

・サイズアウトした服


物として役割が果たせないのであればゴミとして処分していきます。

その際、分別も同時に行うと手間がありません。

仮に、分別が分からない場合は「分別不明」として分けておくと、作業後に調べやすくなります。


目的は、クローゼットの中や床の掃除をしやすくするためです。

物を徹底的に減らして掃除できる状態を目指しましょう。


③仕分け作業(迷う物は保留でまとめておく)

残った物を必要か不要かで分けていきます。

迷う場合は「保留」として分けておきましょう。

物を捨てるか悩むたびに作業の手が止まっていては、いつまでも終えることができません。


迷う物もゴミの分別を参考に、服、食器、本とカテゴリごとに分けると、後でゆっくり見直せますし、捨てる時もそのまま出せばいいので楽チンです。


ただし、保留で残す物は制限を設けましょう。

むやみに物を残すと部屋はキレイになりません。

「各カテゴリーに段ボール1箱まで」と制限をつけて、必要な物を厳選するようにしましょう。


④不用品を処分したら清掃する

不用品の処分が終わったら、いよいよ掃除です。

床や棚など、物で埋め尽くされていた場所に、埃や髪の毛、食品の食べこぼしなどのゴミや汚れが現れるはずです。

雑巾や掃除機など掃除道具を使ってキレイにする際に「上から下、奥から手前」の流れで作業をすると掃除残しや手間もかからずに済みます。



汚部屋の掃除でつまずくポイント

汚部屋掃除は物が多すぎる分、通常の掃除に比べてもつまずきやすい点がいくつかあります。

対策を立てる参考にもなるので、ぜひ汚部屋の掃除でつまずくポイントを事前にチェックしておきましょう。


準備不足

掃除を始めよう!とやる気になるのは素晴らしいですが、何も準備をしないで行なうのは失敗のもとです。

登山をする時は必要な靴やバッグなどを揃えるように、汚部屋の掃除や片付けも道具を揃えることが大切です。


たかが掃除や片付けといっても、いざ始めると汚れたり二度手間だったり怪我をする恐れもあります。

いたずらに時間と体力を費やし「ちっともキレイにならない」と諦めてしまわないように、道具を揃えたり体調を整えておきましょう。


一気に終わらせようとする

汚部屋は一朝一夕でできる状態でないのと同じで、掃除や片付けもそれなりの時間が必要です。


「休日に全部片付ける」「1日でキレイにする」と意気込んでいるのは夏休みの最終日に全ての宿題をやるようなもので無理があります。

ましてや、仕事や家事、育児をやる中での作業は疲労やストレスとなり心身に負担がかかります。


これではやる気も続かず「疲れて何もしたくない」「汚くてもいいや」「どうせ自分にはできっこない」と挫折してしまうのです。


片付け方が分からない

やる気も時間もたっぷりあるのに行動に移せない人は、どうやって片付けたらいいか分からないのが原因かも知れません。

試しに手をつけるも、物を詰め込んでしまったり物の見直しに時間をかけすぎてしまったりしては疲れてしまいます。


結果、片付けたいのに悩んでいるうちに億劫になり「また今度」と先延ばしして汚部屋から抜け出せない状態が続いてしまうのです。



片付けの基本手順

汚部屋の掃除で「物の片付け」は避けて通れない作業です。

ここでは、汚部屋の片付け手順を解説します。

部屋をキレイにしたい人や片付けが苦手な人は、ぜひ参考にして実践してみてください。


何をどれだけ持っているか把握する

片付けにおいて、物をどれだけ持っているかを知ることはとても重要です。

本来は、収納家具などにしまってある物を全部出したいところですが、床が物で埋め尽くされているのなら、まずは床に出ている物を俯瞰してどれだけ持っているか観察するだけでも次の作業がスムーズになるはずです。


基準を設けて物を減らす

物の総数を把握したら基準を設けて物を減らしていきます。

ここで物を減らすオススメの基準は「使っているか、使っていないか」です。


膨大な物がある汚部屋で「いつか使うかも」「捨てるのはもったいない」は厳禁です。

なぜならそれを許してしまうと悩む時間で作業が進まないどころか、いつまでも汚部屋から抜け出せません。

今の生活で確実に使っている「事実」を基準に判断していくと本当に必要な物が明確になります。


また、物を減らす作業は汚部屋では大変な労力になります。

最初は小さな場所やゴミ袋1袋とハードルを下げてみてください。

コツを掴めば判断する力もアップして作業スピードも向上するはずです。


必要な物を使いやすい場所に入る分だけしまう

見直しで残った必要な物を使いやすい場所へ収納しましょう。

ここで大切なのが、物の出し入れがしやすい量にすることです。


収納は物を使う時のことを考えてしまうと散らかりにくくなります。

いくら大切な物ばかりでも、収納スペースに隙間なくしまい込むと物が使いづらく片付けが面倒になります。


使い勝手の良い収納は2〜3割の空きをつくるのが理想です。

安易に収納家具やグッズを買うと収納が増えるのに比例して物も増えやすく、部屋自体が狭くなり汚部屋に戻りやすくなります。

なるべく今の収納スペースで収まるよう、物が多いと思ったら再度必要な物を見極めて物の出し入れがしやすい収納を目指しましょう。


物の定位置を決める

必要な物を何も考えずにしまい込むより、物の定位置を決めると散らかりにくくなります。

また、物を使うのが自分だけに限らず家族のみんなも使うようなら、ラベリングで名前を書くなど工夫すると、探し物が減ったり在庫確認で二重買い防止などのメリットにもつながります。


物の定位置を決めるポイントは、よく使う物はなるべく取り出しやすい場所にしまうことです。

奥よりも手前、高さも自分の目線から腰くらいがいいでしょう。

子供や高齢の人の場合は怪我のリスクも考慮して場所を決めると安全です。



片付けのモチベーションを維持するコツ

汚部屋の片付けは途中で挫折してしまう人が多いです。

モチベーションを維持するコツを取り入れると挫折しにくいので、ぜひ参考にしてみてください。


ゴールを設定する

まずは、汚部屋を片付ける目的が何かを設定しましょう。

理想とする暮らしからかけ離れていたり、不都合を感じたから片付けたくなったはずです。

そもそも、片付けは自分がどう暮らしたいかを叶えるための手段でしかありません。


片付けをゴールにするのは、当てのないドライブをするのと同じで満足感もなく疲れてしまうだけです。

どう暮らしたいかは、人それぞれです。


子供がいるから床に物を置かないようにしたい、趣味の料理を楽しみたいなどゴールを設定すると叶えるための計画や目標が立てられますし、ブレることなく進められます。


短時間で小さな範囲から始める

汚部屋の片付けはモチベーションとスタミナの継続が重要です。

成果を求める気持ちもわかりますが、まずは短時間で行える小さな場所から始めるのがオススメです。


私たちは片付けや掃除以外にもやらなければいけないことが毎日あります。

生活に支障が出ないように「朝起きたら30分だけ」「食器棚の引き出し1段分だけ」とハードルを下げて集中して取り組んでみましょう。

短時間でも片付けの成果は見えるので達成感も得られ、モチベーションも継続するはずです。


また、家全体を片付けるのなら玄関、限られた部屋なら床から始めるのがオススメです。

玄関を片付けることで家の中のゴミが出しやすくなり生活そのものがスムーズになります。


また、限られた部屋なら床から始めるとクローゼットなどしまい込んだ物も片付けやすくなります。

どちらにしても短時間で少しずつ取り組めばキレイになるはずです。



必要に応じて専門業者に依頼する

汚部屋は数十分や数時間で片付けられるものではありません。

ひどい場合、カビや害虫が発生して自分だけでは手に負えない状態になってしまいます。


そんな場合は、専門業者に依頼するのも解決策のひとつです。

専門業者の最大のメリットは確実にキレイにしてくれることです。

確かに依頼料金や立ち会いの拘束時間、汚部屋を見られる恥ずかしさなどデメリットはあります。

しかし、希望する日時に不用品の回収やゴミの分別、掃除や害虫駆除など1人では難しい作業をスピーディーに行ってくれます。


1人で作業するのが辛い場合は、専門業者に依頼して理想とする暮らしを叶えるのもいいのではないでしょうか。



汚部屋にリバウンドしない工夫

ここでは、汚部屋にリバウンドしない工夫をご紹介します。

頑張ってキレイにしたら少しでもキープできるコツ、再び汚部屋に戻らないコツを、ぜひ取り入れてみてください。


小まめな片付けと掃除を心がける

汚部屋に限らずですが、部屋は一度キレイにしても生活する限り散らかります。

それを見過ごし続けると、汚部屋に戻ってしまいます。


リバウンドしないためにも、片付けも掃除も小まめに行うように心がけてみましょう。

初めのうちは慣れないかも知れませんが、汚部屋を片付ける時と比べれば時間も労力も少しで済みます。


夜寝る前に5分だけリビングを片付ける、ゴミの日にゴミを必ず出すなど出来ることから続けてみましょう。

キレイな部屋をキープするには日々の積み重ねが重要です。


物を増やさず、積極的に捨てる

小まめな片付けや掃除をするのと同じくらい、安易に物を増やしたり、しまい込む癖があれば注意しましょう。


汚部屋になってしまった原因は物が多すぎることです。

本当に必要な物を残すように日頃から買いすぎない、貰いすぎない意識を持つようにしましょう。


また、なるべく積極的に捨てることも汚部屋リバウンド防止に有効です。

家がキレイな人や片付けが得意な人こそ物を溜め込んだりしないものです。


「いつか使うかも」「もったいない」ではなく、今使っているかの「事実」で判断して積極的に捨てるようにしてみてください。



まとめ

汚部屋は、物が多すぎることと、掃除や片付けが面倒であったり方法が分からないまま放置することで起こります。

今の暮らしが嫌で抜け出したい人は少しずつでも今回の記事を参考にしてみてください。


1人で頑張るにしてもプロに依頼するにしても、大切なのは行動です。

ゆっくりでも構いません。行動を続けていくうちに自分が理想とする暮らしに近づくはずです。



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この記事の執筆者
中島 健太
  • 中島 健太

    株式会社ウルタロウ代表取締役


    埼玉県を中心に関東全域の幅広いエリアで、不用品回収・遺品整理・ゴミ屋敷清掃を行っている。

    終活・相続関連の社団法人の理事もしており、遺品整理・生前整理に関する様々なセミナーで登壇実績あり。

    屋号のオカタシ!は東北の方言で「片付ける」のことを指し、ただ捨てるということではなく、一つ一つ思いやりを込めて整理するということを大切にしている。

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