片付けられる人は知っている!片付けの基本ルールとは?

query_builder 2023/08/01
コラム
片付けが続かない

「散らかった部屋をどう片付けたらいいのか分からない。」

「片付け方を本やインターネットで情報収集しているのに、ちっとも片付かない。」

このように悩んだり自己嫌悪に陥ってしまうことはありませんか?


今回は片付が苦手な人のために、片付けの基本ルールをはじめ、散らかりにくい収納のコツ、要らない物の手放し方などを紹介します。



まずは事前準備

「さぁ、片付けるぞ」とやる気になるのは大切ですが、無計画では息切れしてしまいます。

片付けで挫けないためには事前準備が大切です。紹介する4つを、ぜひ参考にしてみてください。


片付ける目的を明確にする

まずは、どうして片付けをするのでしょう?

例えば探し物ばかりしているのが悩みなら、探し物をしない片付け方を目指せばいいのです。

片付けは本来、暮らしやすくするために行うものです。

小さな子どもがいる家庭や高齢者がいる家庭、1人暮らしを始めたばかりの大学生など、どう暮らしたいかは様々であり片付け方の答えも1つではありません。

まずは、何に困っているか?どう暮らしたいか?を明確にすることで片付けの目標が立てられます。

もちろん家族の成長やライフスタイルの変化に伴い片付け方も変わりますが、目的を考える癖がつけば修正しやすくなります。


無理のない作業時間や段取りを決める

片付け始めても、ほかの事に気をとられてしまったり、途中で疲れてしまうことはありませんか?

スムーズに片付けを進めるためにも無理のない作業時間や段取りを計画しましょう。

片付ける場所がたくさんあるなら、日数をかけて細かく取り組むのがオススメです。

初めは30分や1時間と短い時間で行ってみましょう。

片付けの進み具合が体感的に分かるだけでなく作業疲れ防止にもなります。

段取りを立てることで進捗確認や時間調整も自在です。さらに、数字として「1時間片付けられた」と具体的な結果が残るので達成感も膨らみます。

ただし、無理は禁物です。自分の体調や気分と相談しながら無理なく集中できる範囲で取り組みましょう。

他にもゴミの回収日に合わせて段取りを決めると家に不要な物が残らないので爽快感も得られます。


掃除用具の準備

片付け作業中は不要品はもちろん、ゴミや埃が出る場合が多々あります。

ゴミ袋や手袋、マスクの他に不要品を入れる一時保管用の段ボールやハサミ、紐などもあると安心です。

また、アレルギーが心配な方は軍手や掃除機、雑巾なども用意して対策しましょう。

片付け作業のまま掃除できるので集中力もキープしやすくなります。


ビフォーアフターを撮影する

片付けのビフォーアフターを撮影するのもモチベーション向上に繋がるのでオススメです。

片付け中は細かな変化まで忘れてしまいがちです。

しかし、写真を残すことで「こんな場所もキレイにしたんだ」と客観的に気付けます。

また、散らかった時もアフターの写真を見直すことで片付けやすくなったり、更なる改善点が発見しやすいメリットもあります。

片付ける前の状態を撮影するの躊躇してしまうかもしれませんが、ダイエットと同じように「変化」を楽しめて自信にもなるので試してみる価値はあるはずです。



片付けはどこから始める?

片付けの効果を早く実感したいのであれば、よく使う物がある場所から始めましょう。

キッチンや玄関、クローゼットは毎日使う物が集まる場所なのでオススメです。

年に数回しか使わない物を片付けても普段手にしないので分かりにくいですが、毎日使う食器棚や下駄箱を片付ければ効果を実感しやすくモチベーションに繋がります。

家族から喜んでもらえるのも嬉しいポイントです。



片付けの基本ルール

片付けられる人と片付けられない人の違いは、片付けの基本ルールを押さえているかです。

ここでは片付けられる人が知っている、片付けの基本ルールを解説します。ぜひ参考にしてみてください。


片付ける場所の物を全部出す

片付ける場所を決めたら、そこにしまってある物を全部出しましょう。

全部出すことで物の総量が分かるだけでなく「こんな物を持っていた」など忘れていたことに気づくかも知れません。

ここでは曖昧に持っていた記憶をクリアにすることが目的です。

全部出した物と対峙することが片付けの大きな土台になります。

一度に全部出すのが大変と心配な方は引き出し1つ分やバッグの中など小さな場所から取り組んでみましょう。


「今」を基準に分ける

物を全部出したら「分けて」いきましょう。

・使っている(必要な)物

・使っていない捨てる物

・使っていないけど迷う物


ポイントは「いる・いらない」で分けないことです。

「いる・いらない」は個人の感情の判断になるので、物としてきちんと使っているかの事実でジャッジしましょう。

1年を通して使っていない物は基本的に不要と判断しますが、冠婚葬祭や避難グッズなど状況に応じて残しておくべき物は注意が必要です。


また、使っていないけれど迷う物は使っている物と混ざらないように分けておきましょう。

片付けられる人は「今」を基準に考えています。

「いつか」の不透明な未来より現在の暮らしで必要か判断して曖昧な物を減らすのが重要です。


あるべき場所にしまう

物を分けたら、出した物を収納しましょう。

ポイントはよく使う物こそ出し入れしやすい位置に収めることです。

体を丸めたり背伸びしながらの物の出し入れはストレスが溜まるだけでなく落下など危険も伴います。

物を使う時は「何がなんでも」と取り出しますが、しまうことが面倒になると出しっぱなしになり散らかっていくリスクがあります。

収納グッズも「取り出す・しまう」の2つの作業がスムーズになるよう吟味していきましょう。



散らかりにくい収納のコツ

収納はしまうだけでなく、次に物を使う時に取り出しやすくする工夫も必要です。

ここでは散らかりにくい収納のコツを4つ紹介します。


使用頻度が高い物から収納する

よく使う物を優先的に収納していきましょう。

体の肩から腰あたりの位置にしまうと体の負担もかからず物の出し入れがスムーズです。

たまにしか使わない物や年に1回程度と使用頻度が少ない物は取り出しにくい場所にしまいがちになりますが、重い物はキャスター付きボックスや高い位置なら取手のついた収納ボックスなどを活用して取り出しやすい工夫をすると散らかりにくくなります。


使う場所の近くにしまう

いくらキレイに収納しても、いざ使う時の場所から離れていると面倒です。

家事や仕事をする際どこに物があると動作に無駄がないかを意識して収納すると、使い勝手が良くなります。

また、歯磨きをする時に歯ブラシと歯磨き粉やコップが近くにあると時短になるように、何かをする際、複数の物を使うならグループにしておくと取り出す手間が省けます。


▼グループ分けについて詳しくはこちら

片付けでカテゴリー分けが重要な理由!分け方と手順を解説


しまう物は出し入れしやすい量にする

例えば、アパレルショップで服がギュウギュウに陳列されていたら服を傷めてしまう心配から手に取るのを躊躇するように、家の物も出し入れしやすい収納量を心がけてみましょう。

片付けられる人は物の持つ量を意識的にコントロールしています。

収納スペースで使いづらさを感じたら、物の量を見直してみるサインかも知れません。


全ての物に定位置を決める

片付けられる人も常にキレイな状態ではありません。

生活している以上、物を使うので散らかる時もあります。

では、なぜ散らかりっぱなしにならないかと言えば、全ての物の定位置が決まっているからです。

片付けのタイミングで「どこにしまおうか」と悩まず決められた場所に戻すだけなので作業もスピーディーです。

また、定位置を決めることで自分以外の人も片付けられるようになります。



もったいなくて捨てられない物の手放し方

片付けられる人は、使っていないけど捨てるのはもったいないと思う物の対処も、いくつかの方法を活用しています。

ここでは3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。


人にあげる

ほぼ未使用だったり、状態がキレイな物を人にあげる方法です。

友人・知人以外にSNSなどで募集する方法もあります。

時間と手間が面倒ならリサイクルショップに持ち込むのもオススメです。


資源としてリサイクルへ

服をたくさん持っているなら、アパレルショップが設置している回収ボックスを活用してリサイクルに貢献できます。

他にもフードバンクで食べきれない食品を提供できます。

ただし、洋服の回収ボックスもフードバンクもそれぞれルールがあるので注意が必要です。


期限を決めて保管する

どうしても手放せない物は期限を決めて保管しましょう。

ただし、保管する物が多すぎて収納スペースを埋めてしまわないよう限度を決めて、時期が来たらひとつひとつ見直し納得できたら処分しましょう。



片付いた状態をキープするコツ

ここでは、片付けられる人がキレイな状態をキープするために日々意識して行動しているポイントを3つ紹介します。


物を増やさない

物を管理する手間や捨てる大変さを知っているからこそ、片付けられる人は物を増やさないようにしています。

「安いから」「なんとなく」など曖昧な理由で買ったり貰ったりしないように意識するだけでも物は増えにくくなるはずです。


物を元に戻す

毎日物を使いながら生活しているので、必ず散らかる場面はあります。

片付けられる人は散らかったら元に戻すのを徹底しているので散らかりっぱなしになりません。

物の定位置が決まっていればサッと片付けられるので厄介な作業にならずに済みます。


手放す

使わなくなった物や使わないけど捨てるのを迷っている物は積極的に手放しましょう。

大切なのは「今」の暮らしで使っているかです。本来、今使っている物だけで生活できるはずです。

暮らしやすい環境のためにも不要な物はこまめに手放しましょう。



まとめ

片付けられる人は散らからない暮らしをしている訳ではなく、片付けのルールや物の持ち方を意識するなどの習慣から成り立っています。

片付けが苦手だと感じる人は、どれか1つでも参考にすると前向きに片付けられるようになり、暮らしが変わるはずなので試してみてください。



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この記事の執筆者
中島 健太
  • 中島 健太

    株式会社ウルタロウ代表取締役


    埼玉県を中心に関東全域の幅広いエリアで、不用品回収・遺品整理・ゴミ屋敷清掃を行っている。

    終活・相続関連の社団法人の理事もしており、遺品整理・生前整理に関する様々なセミナーで登壇実績あり。

    屋号のオカタシ!は東北の方言で「片付ける」のことを指し、ただ捨てるということではなく、一つ一つ思いやりを込めて整理するということを大切にしている。

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