ゴミ屋敷の遺品整理はどうやる?手順やスムーズに進めるコツをご紹介

query_builder 2024/09/25
コラム
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「亡くなった家族の家がゴミ屋敷になっていた」
「ゴミ屋敷の遺品整理は何をすればいい?」
「遺品整理を頼める業者はある?」

しばらく訪問していなかった家族の家がゴミ屋敷になっていた、というのは珍しい話ではありません。
一人暮らしの方が高齢になると、片づけるのが面倒になったり体力的に難しくなったりします。
ゴミ屋敷だったことが亡くなってからわかった場合、どのように対処したらよいかとまどってしまう方も多いでしょう。
本記事では、ゴミ屋敷の遺品整理をする手順や、遺品整理をスムーズに進めるコツ、遺品整理業者を利用したほうがよいケースを詳しくご紹介します。
業者に依頼する際の料金相場や費用を安くするコツもご紹介するので、ゴミ屋敷にお困りの方も参考にしてください。



ゴミ屋敷の遺品整理をする手順


ゴミ屋敷の遺品整理をする手順を5つご紹介します。


・スケジュールを確認する

・遺品整理に必要な物を準備する

・残す物と処分するものを仕分ける

・不用品を処分する

・部屋を清掃する


スケジュールを確認する

最初に「いつまでにどれくらい片づけるか」というスケジュールを決めておくと、スムーズに進められます。

そのため、親族と一緒に片付ける場合は、片づけの中心になる人を決めます。

片づけの中心となる人が、相続人となる方全員の意思確認をしたうえで進めてください。

亡くなった方の財産を処分するため、勝手に始めてしまうとあとから相続の問題でトラブルになる可能性があります。


遺品整理に必要な物を準備する

次にゴミ屋敷の清掃に必要な物を準備しましょう。

・ゴミ袋
・軍手
・マスク
・ゴーグル
・エプロンや汚れてもよい服
・室内履き
・雑巾
・バケツ
・ほうきとちりとり
・洗剤
・ダンボール
・ビニールひも
・ガムテープ
・マジック

害虫が発生している場合は、殺虫剤なども準備するとよいでしょう。


残す物と処分するものを仕分ける

作業しやすいように、形見分けのために残す物と処分する物を仕分けしておきましょう。
処分する物は、リサイクル家電、不用品回収・買取、廃棄(ゴミ)に分類します。
仕分けのやり方は以下を参考にしてください。


残す物

リサイクル家電

不用品回収・買取

廃棄

現金

エアコン

ソファー

生ゴミ

通帳・印鑑

テレビ

大型家具

紙ゴミ

有価証券

冷蔵庫、冷凍庫

食器

ペットボトル

クレジットカード

洗濯機

カン、ビン

免許証証、健康保険証

衣類乾燥機

CD、DVD

新聞紙、雑誌

契約書類


収集品

壊れた物

宝飾品


家電


ブランドのバッグ


コンロ


美術品


ストーブ、ヒーター


写真、アルバム


新品未使用の物


手紙、子ども関連の物





リサイクル家電は粗大ゴミとして出すことができないため注意しましょう。


不用品を処分する

不用品を処分する方法として、自治体に回収してもらう方法があります。
収集日に指定の場所に出せば回収費用は無料なので、一番安くて簡単な方法です。
ゴミ袋に入らない大きな家具や家電などは、粗大ゴミとして料金を支払い自治体に回収してもらいます。
リサイクル家電は家庭ゴミや粗大ゴミとして出せないため、購入した店舗や不用品回収業者に引き取ってもらう必要があります。
また、重たい物や廃棄する物がたくさんある場合も不用品回収を利用する方法がおすすめです。
不用品の中に売れそうな物がある場合は、出張買取やリサイクルショップなどに売却すると現金化できます。


部屋を清掃する

ゴミ屋敷を清掃する際は、まず初めに通路を作るようにしてください。
足場がないと、各部屋からゴミや不用品を運び出す作業の妨げとなるだけでなく、つまずいて転ぶ危険性もあります。
片付けをする際は、ホコリなどで気分が悪くなる可能性もあるため、換気をしながらおこなうことが大切です。
ゴミ箱やキッチンなどに害虫が発生している場合は、殺虫剤や燻煙タイプの薬剤などで駆除できます。



ゴミ屋敷の遺品整理をスムーズに進めるコツ


ゴミ屋敷の遺品整理をスムーズに進めるコツは3つあります。

・残す物の基準を考えておく
・片付ける順番を決めておく
・不用品の処分方法を確認しておく


残す物の基準を考えておく

他の親族と一緒に作業する場合は、迷わないよう残す物の基準を決めておきましょう。
基準を決めていないと、作業に時間がかかるうえに間違って残しておくべき物を廃棄してしまう可能性があります。
また、写真や手紙、思い出の品など処分してよいか迷う物は、いったん保留にしてOKです。
保留にした物は一人で捨てる判断ができない物も多いので、最後に親族と相談しながら決めるようにしましょう。


片付ける順番を決めておく

どの部屋から片づけるか、片づける順番の優先順位を決めておくのがおすすめです。
まずは、洗面所や玄関など、物が少なく面積が小さいスペースから片づけるとスムーズに進められます。
リビングや物置など物の多い場所から始めてしまうと、時間がかかってなかなか進まず、モチベーションも下がりやすくなります。
物が多い場所は、重たい物や大きい物を運び出す回数も多いため、親族と協力して片づけるようにしてください。
実家など自分の部屋がある場合は、自分の部屋から片づけるのも効率よく進めるコツです。


不用品の処分方法を確認しておく

不用品をスムーズに仕分けできるよう、処分方法をあらかじめ確認しておくことも重要です。
処分方法は各自治体によって異なるため、自治体のホームページなどでチェックしてください。
また、燃えないゴミや紙ゴミは回収日が少ないため、出し忘れのないようにスケジュール管理をしましょう。
ゴミ処理場では曜日に関係なく引き取ってもらえるため、マイカーがある場合は直接処理場へ持ち込むのもおすすめです。



遺品整理に業者を利用したほうがよいケース


以下に当てはまる方は、ゴミ屋敷の遺品整理を業者に依頼することをおすすめします。

・気持ちの整理が付かず手が付けられない
・家が広い、物が多すぎる
・賃貸のため急いで片付けなければならない
・害虫や害獣が発生している
・特殊清掃が必要

家が広い場合や物が多すぎる場合は、自力で片づけようとすると大変な時間と労力がかかります。
賃貸だと家賃もかかるため、早く片づけて退去しなければならないでしょう。
また、害虫や害獣が大量発生している場合、市販薬では除去しきれないこともあります。
孤独死で亡くなった場合は、腐敗した遺体による汚れや体液、臭いなどの除去作業が必要です。
害虫や孤独死でついた汚れは一般的な掃除では除去しきれないため、特殊清掃ができる業者に依頼しなければなりません。
このように、遺品整理やゴミ屋敷の片付けを自力で行うには限界があるため、費用はかかりますが業者の利用も検討しましょう。



ゴミ屋敷の遺品整理を業者に依頼する場合の料金相場


部屋の間取りごとの料金相場は以下の通りです。


間取り

料金

作業人数

1K

24,000円~

1~2名

1LDK

70,000円~

2~3名

2LDK

120,000円~

3~4名

3LDK

150,000円~

4~5名


実際の料金は、不用品やゴミの量、作業時間などによって変動します。
また、ハウスクリーニングや害虫駆除などは別途オプション料金が加算される業者が多いです。



ゴミ屋敷の遺品整理にかかる費用を安くするポイント


ゴミ屋敷の遺品整理にかかる費用を安くするコツは4つあります。

・自分で片付ける
・相見積もりを取る
・買取もしている業者を選ぶ
・遺品整理もおこなう不用品回収業者に依頼する


自分で片付ける

業者に依頼する場合は物やゴミの量で料金が変わるため、できる限り自分で片づけるのがおすすめです。
物やゴミの量が多ければそれだけ仕分けや搬出に時間がかかるため、作業する人数が必要になります。
見積もりを取る前にできる範囲で片づけておくと、費用を抑えることができます。


相見積もりを取る

複数の業者から見積りを取ることを相見積もりといいますが、相見積もりを取れば料金相場が把握できます。
一社の見積りだけではそれが高いのか安いのか分からないため、いくつか候補を絞って見積りを比較検討するのがおすすめです。
また、相見積もりを取れば「極端に料金が安い」「サービス内容が不明瞭」など、悪徳業者の恐れがある業者を排除できます。


買取もしている業者を選ぶ

業者を探す際は買取サービスの有無も確認しましょう。
本やCDのほか、比較的新しい家電、未使用の食器類などは買取してもらえる可能性があります。
遺品の片付けなどあわただしい状況では、リサイクルショップに持ち込むのが難しい場合もあるでしょう。
買取もできる不用品回収業者に訪問してもらえば、手間をかけず費用の節約もできます。


遺品整理もおこなう不用品回収業者に依頼する

遺品整理もおこなう不用品回収業者に依頼すれば、一社ですべて完結できます。
遺品整理は単純なゴミ屋敷清掃とは異なり、ご遺族に寄り添いながら故人の思い出の品を整理する必要があります。
遺品の整理や貴重品の捜索、不用品の買取・回収をひとつの業者に任せることができれば、ご遺族の負担を減らすことが可能です。
そのため、遺品整理のプロである遺品整理士が在籍している業者に依頼するのがおすすめです。



遺品整理を業者に依頼するときの注意点


依頼しようとしている遺品整理業者が、ゴミ屋敷に対応しているか確認しておく必要があります。
ゴミ屋敷には対応していない業者や、対応していても追加料金がかかる場合があります。
急いでいるからといってよく調べずに契約してしまうと、あとからトラブルになる可能性も。
ゴミ屋敷を得意としている遺品整理業者に依頼すれば、トラブルに巻き込まれにくいでしょう。



まとめ


今回は、ゴミ屋敷の遺品整理をする手順や、遺品整理をスムーズに進めるコツ、遺品整理業者を利用したほうがよいケースをご紹介しました。
突然の訃報で、気持ちが整理できないまま遺品整理をしなければならない方も多いでしょう。
故人の家がゴミ屋敷であれば、さらにご遺族の負担も大きくなります。
費用はかかりますが、遺品整理のプロに依頼すれば早く確実に片づけることが可能です。
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この記事の執筆者
中島 健太
  • 中島 健太

    株式会社ウルタロウ代表取締役


    埼玉県を中心に関東全域の幅広いエリアで、不用品回収・遺品整理・ゴミ屋敷清掃を行っている。

    終活・相続関連の社団法人の理事もしており、遺品整理・生前整理に関する様々なセミナーで登壇実績あり。

    屋号のオカタシ!は東北の方言で「片付ける」のことを指し、ただ捨てるということではなく、一つ一つ思いやりを込めて整理するということを大切にしている。

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