ゴミ屋敷のゴミを捨てようとすると怒る!住人の心理と対処法

query_builder 2024/09/11
コラム
ゴミ捨てると怒る

「ゴミ屋敷になった実家を片付けたいけど、ゴミを捨てると親が怒るから困っている。」

「ゴミを捨てると怒るゴミ屋敷の住人を説得したい。」


ゴミ屋敷のゴミを捨てようとすると、住人が怒るケースも少なくありません。

片付けると怒るためゴミ屋敷を片付けられず、ストレスを抱えている方も多いのではないでしょうか。

特に親や親戚の家がゴミ屋敷になってしまうと、『放置するわけにもいかないが、怒られると関係が悪化しそう』と不安を感じる方もいるでしょう。


この記事ではゴミ屋敷の住人が怒る心理や対処法、説得する際の注意点などを解説します。

この記事を読んで、ぜひ自分に合うアプローチ方法を見つけてください。

そしてゴミ屋敷の住人と良好な関係を保ちながら、ゴミ屋敷という問題を解決しましょう。



ゴミを捨てようとすると怒る住人の心理とは?


ゴミ屋敷の住人は、ゴミを捨てようとするとなぜ怒るのでしょうか。

ここではゴミを捨てようとすると怒る住人の6つの心理をご紹介します。


本人にとっては大切な物

他人から見たらゴミのような物でも、本人にとっては大切な物かもしれません。

大切な物を勝手に捨てられたら、誰でも怒りますよね。

ゴミ屋敷の住人も『大切な物を捨てられた』と感じて怒ってしまうのです。


もったいない精神が強い

ゴミ屋敷の住人の中にはもったいない精神が強く、『捨てるのはもったいない』と怒っている場合もあります。

この心理は、高齢者や溜め込み症の人に多いです。

もったいない精神が強い人は、まだ使えると思う物を溜め込みます。

この場合も、こちらがゴミと感じる物をゴミだと思っていません。

そのため『まだ使えると溜めていた物』を捨てられることに、怒りを感じるのでしょう。


孤独や不安、寂しさを抱えている

ゴミ屋敷の住人は『孤独や不安、寂しさを埋めるために集めた物』を捨てられたことに、怒っている場合もあります。

この心理も、高齢者に多いです。

最近は一人暮らしの高齢者も多く、孤独や寂しさを感じて物やゴミを集め家がゴミ屋敷になってしまうケースも少なくありません。

気持ちを落ち着かせるために集めた物やゴミがなくなってしまうと、さらに不安や孤独を感じることでしょう。

そのためゴミ屋敷の住人はさらなる不安や恐怖から逃れるために、怒ってしまうのです。


人に頼りたくない

人に頼りたくないという考えの人も、家の物やゴミを捨てられると怒ってしまいます。

人に頼りたくない人は

・自分がゴミを捨てられないと認めたくない

・人に弱みを見せたくない

・人に迷惑をかけたくない

という心理が働き、怒ってしまうのでしょう。

このケースは特に、子供が親の住んでいる実家の物やゴミを捨てる際に起きやすいです。


生活スペースを荒らされたと思っている

ゴミを捨てることで『生活スペースを荒らされた』と感じ、怒っている場合もあります。

リビングや寝室など生活で利用するスペースは、大切な物や自分のルールがありますよね。

生活スペースの物を勝手に捨てられたら、生活リズムは崩れてしまうでしょう。

そのため生活スペースを荒らされたと感じて怒ってしまうのです。


病気で正確な判断ができない

ゴミ屋敷の住人の中には、病気が理由で正確な判断ができず怒っているという人もいるかもしれません。

高齢者に多い認知症や統合失調症、セルフネグレクトなどの精神疾患を患っている人は、そもそも家をゴミ屋敷だと思っていません。

また、必要な物と不要な物の判断ができない可能性もあります。

そのためなぜ捨てるのか理由が分からず、怒ってしまうのでしょう。



ゴミを捨てようとすると怒る場合の4つの対処法


ゴミ屋敷のゴミを捨てようとして怒られてしまうと、どうすれば良いか分かりませんよね。

ここではゴミを捨てようとすると怒る場合の対処法を4つご紹介します。


話し合う

まずはゴミ屋敷の住人としっかり話し合うことが大切です。

こちらの考えとゴミ屋敷の住人の考えが合っていないと、衝突が起きます。

話し合うことでお互いの気持ちが理解できます。

またゴミ屋敷の住人が抱えている問題も、分かるかもしれません。

抱えている問題が分かれば、解決に向けて対処できますよね。

そのためお互いの考えを合わせるためにも、まずは話し合うことが大切です。


相手主導で一緒に片付ける

ゴミを捨てる際は、相手主導で一緒に片付けましょう。

こちら主導で片付けると、ゴミ屋敷の住人は『勝手に捨てられた』と感じてしまいます。

また捨てたほうが良いと思う物でも、ゴミ屋敷の住人にとっては大切な物かもしれません。

そのため捨てるかどうかの判断は、必ずゴミ屋敷の住人に任せましょう。


生活スペース以外の部屋からゴミを捨てる

部屋が複数ある場合は、ゴミ屋敷の住人の生活スペース以外の部屋から片付けるのもおすすめです。

ゴミ屋敷の住人にとって生活スペースは大切な空間のため、その部屋のゴミを捨てると『荒らされた』と感じやすくなります。

しかし生活スペース以外の部屋であれば、普段使用していないため関心がないケースが多いです。

そのため子供部屋など生活スペース以外の部屋からゴミを捨てると、スムーズに片付けられる可能性が高くなります。


専門業者に依頼する

ゴミ屋敷清掃の専門業者に依頼するもの良いでしょう。

専門業者など第三者という存在は、お互いの気持ちを冷静にしてくれます。

また専門業者はプロのため、ゴミ屋敷の住人を説得しやすくなります。

後ほど専門業者に依頼するメリットをご紹介しますので、参考にしてみてください。



説得する際の3つの注意点


ゴミ屋敷の住人が怒ってしまった場合、説得する必要があります。

しかしむやみに説得しても上手くいきません。

ここでは説得する際の注意点を3つご紹介しますので、参考にしてみてください。


否定する言葉は使わない

相手を否定する言葉は使わないようにしましょう。

ゴミ屋敷の住人は、家の状況に劣等感を感じているケースが多いです。

そんな状況で相手を否定する言葉を使うと、ゴミ屋敷の住人は心を閉ざしてしまうでしょう。

心を閉ざされると、説得どころか話し合いも難しくなります。

そのため説得の際は、否定する言葉を使わないように注意してください。


気持ちに寄り添う

話し合う際は、ゴミ屋敷の住人の気持ちに寄り添うことが大切です。

ゴミ屋敷の住人は孤独や不安、寂しさを抱えている場合があります。

また病気を患っているかもしれません。

相手の気持ちに寄り添うことで、ゴミ屋敷になってしまった根本的な原因が見えてきます。


そのため話し合いは『ゴミを捨てると怒る理由』といった直接的なことを聞くのではなく、

・最近悩みや不安はないか

・生活で困っていることはないか

など現状に寄り添う話題にすると良いでしょう。


ゴミを捨てるメリット・デメリットを伝える

説得は『ゴミを捨てるメリットとデメリット』をしっかり伝えましょう。

その際、具体的な例を出すと説得しやすくなります。


<メリット(例)>

・探し物が減る

・無駄遣いがなくなる(可能であればどれくらい節約できるかも提示する)


<デメリット(例)>

・体調不良や病気にかかりやすくなる

・害虫や害獣により怪我をしやすい

・火災が発生したら救助が遅れる(最悪の場合、死に至る危険もある)


具体的な内容を伝えると、ゴミ屋敷の住人もイメージしやすくなりますよ。



自力での片付けが難しい場合は専門業者への依頼がおすすめ


自力での片付けが難しい場合は、ゴミ屋敷清掃の専門業者に依頼するのがおすすめです。

専門業者に依頼すると、ゴミの処分だけでなく搬出や分別といったすべての作業を行ってくれるため手間がかかりません。

また他にも専門業者に依頼するメリットはあります。


<専門業者に依頼するメリット>

・短時間で作業が終わる

・都合に合わせて依頼できる

・最短即日で対応可能

・不用品を買い取ってもらえる場合もある


さらに専門業者という第三者が間に入ることで、ゴミ屋敷の住人を説得しやすくなります。

そのため

・自力で片付けるのが難しい

・ゴミ屋敷の住人を説得できない

・自力で片付ける時間がない

という方は、専門業者に依頼するのがおすすめです。



まとめ



ゴミ屋敷の住人がゴミを捨てると怒るのは、孤独や不安を抱えていたり病気を患っているといったさまざまな理由があります。

そのためゴミ屋敷の住人が怒ってしまった場合は相手に寄り添いながら話し合い、ゴミ屋敷になってしまった原因を見つけることが大切です。

また相手主導で生活スペース以外の部屋を片付けるのも良いでしょう。

ゴミ屋敷の住人を説得する際は、否定する言葉は使わずにゴミを捨てるメリット・デメリットを具体的に伝えるのがポイントです。


それでも説得が難しかったり自力での片付けが難しい場合は、ゴミ屋敷清掃の専門業者に依頼するのがおすすめです。

専門業者に依頼すれば、ゴミの搬出から分別・処分といったすべての作業を行ってくれるため手間がかかりません。

また専門業者という第三者が間に入ることで、ゴミ屋敷の住人を説得しやすくなります。


ゴミ屋敷を放置すると怪我や病気、事件・事故に巻き込まれるといった危険があります。

ゴミ屋敷の住人を危険から守るためにも、ご紹介した内容を参考に自分に合う方法でゴミ屋敷の片付けを進めてみてください。


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この記事の執筆者
中島 健太
  • 中島 健太

    株式会社ウルタロウ代表取締役


    埼玉県を中心に関東全域の幅広いエリアで、不用品回収・遺品整理・ゴミ屋敷清掃を行っている。

    終活・相続関連の社団法人の理事もしており、遺品整理・生前整理に関する様々なセミナーで登壇実績あり。

    屋号のオカタシ!は東北の方言で「片付ける」のことを指し、ただ捨てるということではなく、一つ一つ思いやりを込めて整理するということを大切にしている。

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