スッキリおしゃれに見える玄関の片付け方!散らからない工夫も解説
玄関は毎日何度も使う場所です。
同じく何度も使うトイレや冷蔵庫などありますが、家族以外も見る場所というのが大きな違いです。
「ごちゃごちゃしていて来客時に恥ずかしい」
「靴や物が多くて片付けられない」
このように悩む人もいるのではないでしょうか。
今回は玄関を片付けるメリット、スッキリおしゃれに見える玄関の片付け方や収納のコツ、散らからない工夫を解説します。
片付いている玄関のメリット
まずは玄関が片付いて得られるメリットを紹介します。
限られたスペースでも片付けることでプラスの影響が沢山あるので、ぜひチェックしてみてください。
スッキリして気持ちがいい
玄関が片付いていると見た目に気持ちがいいです。
風水では玄関は家の顔で「気」の入口とも言われるくらい大切な場所です。
家族が日に何度も出入りする場所が散らかっていては出かける前や帰った途端に動きづらくイライラしたり、うんざりしてしまうでしょう。
特に雨や雪の日、花粉が多い日など足元や服が汚れやすい時ほど玄関がスッキリしているとストレスを軽減できます。
掃除しやすい
掃除のしやすさも、玄関を片付けて得られるメリットです。
スペースが限られた場所とはいえ、たたきに家族の靴を必要以上に出しっぱなしだったり下駄箱の上にDMや帽子などがごちゃごちゃ置きっぱなしでは掃除する気持ちを挫かれてしまいます。
玄関が片付いていると物をよける手間がないので掃除に余計な負担がかかりません。
また、掃除をすることで外からの埃やウイルス、花粉などの侵入を抑えられるので衛生面、健康面でも大きなメリットになります。
さらに下駄箱など閉めきっている場所も片付いていると湿気やカビ予防にもなり、靴などの劣化予防に繋がります。
来客や一時的な荷物に困らない
玄関は家族だけが使う場所ではありません。
時には友人やご近所さんなど家族以外の人も見る場所です。
片付いていると慌てることなく余裕を持って対応でき、家の中も片付いているだろうという印象を与えられます。
また、宅配で届いた荷物も玄関が片付いていると一時的に置けます。
散らかっていると置く場所に宅配業者が困ってしまったり、仮に置けても落下して壊れたり家族が玄関を通る時に怪我をするリスクも避けられません。
玄関がスッキリしていると家族以外の人や物にとっても使い勝手が良くなります。
避難しやすい
玄関が片付いているメリットは日常だけではありません。
地震や台風といった有事の際、速やかに避難できます。
災害は明るい時間に起こるとは限りません。
暗い時間帯や停電時に玄関が散らかっていては避難に遅れてしまいます。
もちろん普段の暮らしでも物が散乱していると怪我や事故の恐れがあります。
特に子供や高齢者のいる家族は片付けておくと安全な玄関になるはずです。
玄関がスッキリおしゃれに見える片付け方
ここでは、玄関がスッキリおしゃれに見える片付け方を解説します。
玄関に物が多くて困っていたり、散らかってしまう人はコツを抑えて実践してみてください。
物を全部出して厳選する
玄関が散らかる原因は収納スペースに対して物が多いからです。
玄関で本当に必要な物を厳選し、収納スペースとのバランスを見直すことが重要です。
そのためにも、まずは玄関にある物の総量を知るために全部出してみましょう。
サイズアウトした靴、壊れた傘、使っていない掃除道具など忘れていた物を思い出すためにもこの作業は欠かせません。
全ての物を出したら、本当に玄関で必要な物か判断します。
郵便物やおもちゃ、買い物袋など玄関で必要ない物は別の場所に移動させるか処分しましょう。
「置いておけば使うかもしれない」を許すと玄関は物だらけになってしまいます。
「玄関で必ず使うし、ないと不便」を基準に収納できる量まで厳選してみてください。
目的別に分ける
玄関に残す物が決定したら次は目的別に分けてみましょう。
・家族(人)で分ける
・季節(夏、冬など)
・使用頻度(毎日履く靴、冠婚葬祭で履く靴など)
靴だけでも目的で分けてみると、誰の靴かすぐ分かるので探し物が減って散らかりにくくなるはずです。
個々で自分の分が分かりやすくなるので片付けやすく管理もラクになります。
高さ・奥行きを意識して収納
目的別に物を分けたら、玄関にある収納スペースの高さ・奥行きに意識して収納してみましょう。
背の高いお父さんは収納の高い場所、背の低い子供は低い場所にするだけで使い勝手は格段に良くなります。
またシーズンオフの靴は収納の奥、毎日履く靴は手前に置くなど工夫すると出し入れのストレスが減るはずです。
収納スペースは急いで増やさない
片付けていると、つい収納グッズを使って収納スペースを増やしたくなるかもしれません。
しかし、収納スペースを増やすと必要のない物までしまえる「余裕」ができてしまい、物の整理における判断が曖昧になってしまいます。
結果スッキリしないし、おしゃれには程遠い状態になる危険があります。まずは、現状の収納だけで検討してみましょう。
本当に必要な物だけになり、目的別、収納スペースの分析をしてからでも判断は遅くありません。
収納を増やす時も、スッキリおしゃれはもちろん使い勝手のいい玄関になるかを忘れないようにしましょう。
玄関がスッキリおしゃれに見える収納のコツ
玄関は靴以外の物も沢山集まる場所であり、家族が使う物に合わせてしまうテクニックを求められる場所でもあります。
ここでは様々な物が集まる玄関がスッキリおしゃれに見える収納のコツを6つ紹介します。
必要な物以外はしまう
玄関をスッキリ見せるなら必要な物以外はしまいましょう。
たたきは家族が履く靴1足ずつにするだけでも片付いて見えます。
また、玄関にディスプレイ場所があるなら飾る物だけにして見せましょう。
物が置きやすいからと鍵やハガキなど小物をどんどん置くと雑多になります。
必要な物を絞ることで、ディスプレイの飾りでおしゃれを演出し、人も荷物も円滑に出入りできる空間になるはずです。
靴を収納するコツ
靴が多い人は、下駄箱内の空間を活用してみましょう。
コの字ラックを置いたりツッパリ棒で靴を浮かせると収納量がアップします。
また中身が分かる半透明のシューズボックスで重ねたり、立てて収納するとスペースがういて埃や形崩れも防げます。
シーズンオフの靴を別の部屋に移動して収納するのもいいでしょう。
入れ替えのタイミングで靴を見直すきっかけにもなります。
毎日使う小物を収納するコツ
毎日必ず使う小物類は手の届く場所がオススメです。
マグネットフックやマスクホルダーでドアにくっつけたり、有孔ボードやピンで引っ掛けるのもいいでしょう。
下駄箱の上におしゃれなケースやトレーを使って見せる収納も、出し入れの手間がかかりません。
ただし、何でも出しっぱなしにすると散らかって見えるので本当に毎日使う物だけにするとスッキリします。
天気によって使う物を収納するコツ
天気によって使う物も取り出しやすい場所に収納しましょう。
帽子はフックなどで引っ掛け収納すれば小さな子供でも自分で管理しやすくなります。
傘は本数制限のある傘立てで収納すると悪戯に傘も増えません。
また折り畳み傘は下駄箱内にボックスで収納してもいいですが、ペン立てのような収納グッズで立てて収納するとスッキリします。
折り畳み傘は使用後、雑菌の繁殖を抑えるためにも広げて風通しのいい場所で乾かすのがオススメです。
しっかり水分をとばしてから収納するのであれば玄関に限らずクローゼットなどにしまうのもひとつの方法です。
玄関で使う物を収納するコツ
玄関で使う物もしまい込むよりパッと使える場所に収納すると手間がありません。
靴べらはフックなどで引っ掛けると使いやすいだけでなく、床置きに比べて汚れにくいです。
判子もマグネットでドアにくっつけたり、歯ブラシホルダーで立てて収納すると転がり防止にもなります。
靴磨きや掃除用具なども箱を活用すると細々した物もまとめてしまえますし、重ね収納もできてスッキリします。
緊急時の物を収納するコツ
避難グッズや備蓄品など重い物を収納するのであればキャスター付きのボックスなどで収納すると出し入れも手軽です。
また、下の方にしまうと落下防止にもなります。
箱にしまうと中身が見えないのでラベリングしておくといいでしょう。
何が入っているか分かるので家族も安心できるはずです。
玄関が散らからない工夫
ここでは、片付けた玄関が散らからない工夫を紹介します。
散らかった状態は物の劣化はもとより怪我や衛生面のリスクもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
ルールを決める
しまう場所、出しておく靴の数などルールを決めておきましょう。
散らかる原因として物が多いことを挙げましたが、ルールがないのも大きな要因です。
とは言え、複雑なルールは家族の協力も難しくなります。
出しておく靴は1人1足と具体的な数や、しまう場所もラベリングや子供でも判別できるシールなどで分かりやすいルール設定がオススメです。
シンプルで分かりやすいルールを決めることで散らかりにくく管理もしやすくなるはずです。
見直す
日頃は寝る前に玄関をチェックするなど小まめな見直しを習慣にしてみましょう。
また、定期的に見直すのも散らからない工夫として欠かせません。
季節が変わるタイミングの他に、子供の成長や進級に合わせて確認しましょう。
サイズアウトした靴や使わなくなった掃除用具などで収納スペースを無駄にしていないか見直せます。
物や収納スペースに限らず、暮らしに合ったルールも見直せるので、使い心地のいい玄関をキープし続けられます。
一時置きを作って散らかり防止
一時置きできる場所を作っておくのも散らかり防止にオススメです。
ちょっと置いておく荷物の他に、季節限定のマフラーや手袋、日焼け止めやサングラスなども一時置きとして箱やカゴを用意しておくといいでしょう。
よく使うなら玄関に置きっぱなしでも良さそうですが、玄関は人と物が出入りする場所です。
身だしなみなどの物は最低限に絞り、一時置きしたほうがスッキリしておしゃれも楽しめます。
まとめ
玄関は家族以外の人と共有する場合もある特異な空間です。
しまう物を厳選して分かりやすく決めた場所にしまうだけで玄関はスッキリして、飾る余裕が生まれオシャレな空間になるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
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