遠方の実家を片付ける方法と手順|業者の選び方や費用相場も解説

query_builder 2023/11/15
コラム
遠方の実家の片付け

高齢の親が元気なうちに実家の片付けを進めておいた方が良いと言われています。

しかしながら、実家が遠方にあると時間の制約や移動距離の問題でなかなか実行に移せない方も多いのではないでしょうか。


「遠方にある実家の片付けをしたいけれど、やり方が分からない」

「実家が遠い場合は業者に頼んだ方がいいのかな」


このようなお悩みをお持ちの方に向けて、遠方の実家を片付ける方法と手順、業者の選び方や費用相場についてご紹介します。

遠方の実家の片付けにお困りの方はぜひ参考にしてくださいね。



遠方の実家の片付け、自力でやる?業者に依頼する?

遠方の実家の片付けは自力でやれるのか、業者に依頼した方がいいのか解説します。

自力でやるメリット・デメリット、業者に依頼するメリット・デメリットをそれぞれ確認してみてください。


自力でやるメリットとデメリット

まず、遠方の実家の片付けを自力でやるメリットは、費用が抑えられるということです。

もう1つは自分たちのペースで進められるということ。

デメリットは時間がかかることと、物の仕分けや処分を全て自分たちでやらなければならないということです。

自力でやるには相当な時間がかかるためこまめに通う必要がありますが、遠方だとそういうわけにもいきません。

期限や回数を決めて行うしかないので、ある程度割り切って作業をする必要があります。


業者に依頼するメリットとデメリット

業者に依頼するメリットは、全てお任せできるので楽で速いということです。

複数名でやってもらえるので時間効率もよく、重たいものやかさばるものでも1日あれば運び出せます。

不用品の回収や処分もまとめてやってもらえるのもメリットでしょう。

デメリットは費用がかかるということ。

物が多い家や広い家だとそれに比例して料金がかかるため、高額になる可能性もあります。



自力でやる場合の流れ

実家の片付けを自力でやる場合の流れを解説します。

具体的な手順を事前に把握しておきましょう。


人手の確保

まずは片付けに必要な人手の確保をしましょう。

兄弟や親戚など手伝ってくれそうな人に声をかけて、なるべくたくさん集めた方が作業が早く終わります。

人手が集められない場合は業者に依頼することを検討した方がいいかもしれません。


スケジュールを決める

次に作業を行うスケジュールを決めます。

お盆や年末年始など、まとまった休みが取れるタイミングに重ねると作業がしやすいでしょう。

また、その時期であれば手伝ってくれる兄弟や親戚ともスケジュールが合いやすいのではないでしょうか。

長期休みのタイミングに合わない場合やその時期よりも前に急いで片付けたい場合は、土日祝日の前後を休みにするなど工夫して、なるべくまとまった日数を確保するようにしましょう。


不用品の処分方法を決めて手配しておく

不用品の処分方法を決めて手配しておきましょう。

大型の家具など粗大ゴミは回収依頼をする必要があるため、事前に粗大ゴミの処理券・シールなどを購入するなどの準備を済ませておいてください。

テレビなどのリサイクル家電は粗大ゴミとして処分できないため、業者に引き取ってもらう必要があります。

この場合も回収日を決めておく必要があるので、その日に合わせて片付けを進めるスケジュールにしておくのがおすすめです。


片付けに必要な物を準備する

片付けに必要な物を当日までに準備しておいてください。

具体的に以下の物があると便利です。


・ゴミ袋

・軍手やゴム手袋

・雑巾やタオル

・洗剤

・汚れてもいい動きやすい服、エプロンなど

・マスク

・仕分け用の段ボール

・ビニールひも

・ハサミ

・ガムテープ

・マジックペン

・台車


現地で片付け作業をスピーディーに完了させる

現地で片付け作業をスピーディーに完了させましょう。

片付けで一番時間がかかるのが不用品の仕分け作業やゴミの分別です。

親に聞かないと処分するか決められないものは後回しにして、要不要がすぐ判断できる物から始めるのが仕分けのコツ。

複数人でやる場合は1つの部屋ごとに手分けをして手早く作業しましょう。



業者に依頼する場合の流れ

次に業者に依頼する場合の流れについて具体的に解説します。


問い合わせ

依頼する現地の業者を見つけて問い合わせをしてみましょう。

具体的に何をしてもらえるのか、費用の相場や空き状況も確認しましょう。

実際に話を聞いてみるとイメージと違ったということや希望の日程が空いていなかったということも考えられるため、複数候補を挙げておくことをおすすめします。

電話だけでなくメールやチャットで問い合わせを受け付けているところもあるので、まずは気軽に問い合わせてみましょう。


現地見積もり

良さそうな業者をいくつか見つけたら見積もりを取りましょう。

見積もりは荷物の量を確認する必要があるため、1度は現地に行かなければならない可能性があります。

業者によってどのような作業をしてくれるか異なるため、サービス内容をよく確認して決めましょう。

また作業内容によって追加料金がかかる可能性もあるので、確認するようにしてください。


日程や作業内容など打ち合わせ

見積もりを取って業者を決めたら、具体的な日程ややってもらう作業内容を打合せしましょう。

遠方の場合は立ち合いできる期間が限られているため、具体的なスケジュールをあらかじめすり合わせるようにしてください。


片付け作業

日程が決まったら具体的な片付け作業に入ります。

作業中に気を付けて欲しいことや近所への配慮などが必要であれば、あらかじめ伝えておくようにしてください。

全ての作業を業者にお任せするのか、ある程度自力で片付けてから依頼するのかも事前に決めておきましょう。


完了の確認

作業が終わったら完了の確認をしましょう。

依頼していた作業がされていないことやゴミが放置されることがあるため、必ず依頼した内容が全て行われているか確認するようにしてください。


料金支払い

最後に作業完了のサインをしたら料金を支払います。

現金のみの業者もあればクレジットカードが使える業者もいるため、クレジットカードで支払いたい場合は事前に確認しておきましょう。



業者に依頼する場合、現地に行かずに片付けることはできる?

業者によっては現地に行かずに片付けることが可能です。

見積もり依頼時に、立ち合いをしなくても対応してもらえるか確認してみましょう。 その場合は業者に実家の鍵を預けることになるため、信頼できる業者を選ぶ必要がありますね。

作業中に高価な家財や現金が出てきた場合に黙って持っていってしまう悪徳業者もいるため注意しましょう。



業者に依頼する場合の費用相場

業者に依頼する場合の費用相場をご紹介します。


・1LDK 5万〜20万

・2LDK 10万〜30万

・3LDK 15万~50万

・4LDK以上 20万~60万


4LDK以上の場合は最低でも20万以上はかかると考えておいた方がいいでしょう。

家の広さや家財・ゴミの量によって費用は大幅に変動するため、複数社から見積もりを取って相場を確認するようにしてください。



遠方の実家の片付けで、業者を選ぶポイント

遠方の実家の片付けで業者を選ぶポイントを4つご紹介します。


希望の作業内容をやってもらえるか確認する

希望の作業内容をやってもらえるか確認しましょう。

見積もりの内容と具体的な作業内容に齟齬がないか確認してから契約するようにしてください。

余計な作業を勝手に追加してくる悪徳業者もいるため、不明な作業がある場合はそのままにせず必ず確認するようにしましょう。


2〜3社から見積もりを取って比較する

2~3社から見積もりを取って比較することが重要です。

相場を知るためにも、見積もりを取る時は必ず相見積もりを取って比較検討するようにしてくださいね。

極端に安すぎる業者は、信頼できる業者かしっかりと確認してから依頼するようにしましょう。


遺品整理士の資格を持っていると安心

業者が遺品整理士の資格を持っているとなお安心です。

遺品整理士は廃棄物やリサイクル品の取り扱いに関する法規則を理解しているため、不用品の整理を安心して任せられます。

ぜひ業者を選ぶ際のチェック項目に加えてみてください。


実家の売却や解体なども相談したい場合はトータルで対応している業者を選ぶ

片付けだけでなく実家の売却や解体なども相談したい場合は、トータルで対応している業者を選ぶのがおすすめです。

トータルで対応できる業者であれば、売却・解体する前提で片付けをしてくれるので無駄がありません。

またそれぞれの業者に依頼するより費用が抑えられる可能性も高いでしょう。

オカタシは、不動産業者・弁護士・税理士・司法書士など幅広い専門家と連携しております。トータルでの対応が可能ですのでお気軽にご相談ください。



まとめ

遠方の実家を片付ける方法と手順について解説しました。

親が高齢になってくると住み替えや施設入所などを考えなければならなくなります。

その場合に検討しなければならないのが実家の片付け問題です。

子どもが住んでいた時のままになっていたり、高齢になって片付けられなくなるなど、所有している物が多いのが実家の特徴です。

いざ親が亡くなってしまうと片付けの難易度がさらに上がるため、親が存命のうちに綺麗に片付けて身軽にしておきましょう。



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この記事の執筆者
中島 健太
  • 中島 健太

    株式会社ウルタロウ代表取締役


    埼玉県を中心に関東全域の幅広いエリアで、不用品回収・遺品整理・ゴミ屋敷清掃を行っている。

    終活・相続関連の社団法人の理事もしており、遺品整理・生前整理に関する様々なセミナーで登壇実績あり。

    屋号のオカタシ!は東北の方言で「片付ける」のことを指し、ただ捨てるということではなく、一つ一つ思いやりを込めて整理するということを大切にしている。

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