空き家を手放したい時はどうすればいい？3つの方法と損をしないコツ | コラム | ブログ

最近は、増え続けている空き家が問題になっています。

「空き家を手放したいけど、どうすればいいのだろう」

「手放したいけど、損はしたくない」

このように思われている方も少なくありません。

そこで今回は、空き家を手放す3つの方法と、できるだけ損をせずに進めるコツをご紹介します。

ぜひ、最後まで読んでみてください。

空き家を手放す方法

空き家を手放す方法は様々です。

・売却する

・自治体に寄付をする

・解体して更地にする

このような方法があります。

それぞれメリット・デメリットがありますので、ひとつずつ内容を見てみましょう。

売却する

空き家を手放す方法のひとつとして、売却があります。

不動産会社に買い取ってもらう方法と、仲介に入ってもらい中古住宅として売却する方法があります。

買い取りも売却も、面倒なことは業者に任せられるため手間がかかりません。

しかし、希望の価格で売却成立にならない可能性があります。

立地条件や家の状態などから、買い手が見つからない場合もあるため、確実に売却できるとは限りません。

自治体に寄付をする

自治体に寄付をする方法もあります。

まずは、自治体で空き家の受け入れをしているのか確認しましょう。

自分の空き家が、コミュニティスペースとして再利用されると社会貢献につながります。

自治体が必要としている条件に当てはまれば受け入れてくれますが、そうではない場合は寄付できません。

条件や詳しい内容を自治体に確認してみるといいでしょう。

解体して更地にする

空き家を手放す方法の一つに、解体して更地にし、その土地を売却する方法があります。

この方法は、空き家がある状態よりも売却がスムーズになることが多いです。

しかし、解体には費用がかかり、その額が高額になる場合もあります。

解体を行う際には、まず自治体への届け出が必要です。

忘れないようにしっかりと準備しましょう。

また、解体工事中には騒音などが発生するため、近隣住民への配慮も欠かせません。

更地にしたとしても、必ずしもすぐに買い手が見つかるわけではありません。

また、解体費用も考慮する必要があるため、この方法を選ぶ際は慎重に判断することが重要です。

空き家の処分で損をしないコツ

なるべく損をすることなく、空き家を処分したい場合は以下の方法があります。

・放置せず早めに処分する

・複数の不動産会社に査定を依頼する

・売れない場合は早めに対処する

ひとつずつ解説します。

放置せず早めに処分する

空き家を放置すると建物の劣化や周辺環境の悪化などで価値が下がり、買い手が見つからなくなる可能性があります。

早めに処分すれば、建物の状態が良い内に売却や解体を進めることができます。

長期間空き家にしておくと、維持費や修繕費も必要になるため、支払いだけでも大変です。

空き家になった時点でどうするのかを考え、放置せずに対応しましょう。

複数の不動産会社に査定を依頼する

売却する場合、複数の不動産会社に査定依頼をしましょう。

複数の査定を受ければ、空き家の適正な市場価格を把握できます。

査定を依頼する際は、信頼できる不動産会社を選ぶことが重要です。

インターネットの口コミや評判を確認し、実績のある業者に依頼をしましょう。

また、査定結果だけでなく、サポート体制などについても検討することが重要です。

安心して任せられるように、不動産会社は妥協せずに選びましょう。

売れない場合は早めに対処する

売れない場合は早急に対応しましょう。

まずは、掃除・修繕などで見た目をキレイにするのも効果的です。

それでも売れない場合は、空き家バンクを利用するのもおすすめです。

放置してしまうと物件が長期間市場に残り、価値が下がるばかりか、その間にかかる維持費や税金が負担となります。

問題が見つかったら早めに対処して、費用や手間を最小限に抑えることが重要です。

空き家を手放す際の注意点

空き家を手放す場合、3つの注意するべき点があります。

・専門家に依頼をする

・市場価値は必ず確認する

・手放すまで維持費がかかるのを忘れない

詳しく説明します。

専門家に依頼をする

空き家を手放す際には、専門家のサポートを活用することをおすすめします。

空き家を手放す際には、さまざまな法的手続きが必要なため、専門知識がないとスムーズに進めるのは難しいです。

弁護士などの専門家に相談することで、必要な手続きが把握でき、円滑に進めることができるでしょう。

また、専門家に依頼することで、法的リスクを避けトラブルを未然に防ぐことができます。 

市場価格は必ず確認する

市場価格の確認は非常に重要です。

空き家を売却する際には、その地域や物件の状態に応じた適切な価格を確認しましょう。

不動産の価値は、場所や物件の状態により大きく異なります。

市場価格を確認する際、インターネットの不動産情報サイトや、近隣の売却事例を参考にするのもおすすめです。

最近の取引価格や市場の動向を調べることで、自分の空き家の適正価格を見極めることができます。

手放すまで維持費がかかるのを忘れない

空き家を手放すまでには、維持費がかかります。

固定資産税は所有している限り支払わなければなりません。

また建物が劣化しないよう、メンテナンス費用や、セキュリティ対策の費用も必要です。

空き家は時間経過とともに劣化し、価値が下がります。

価値が下がり、損をしないように早めに手放すことを検討しましょう。

空き家の片付けは専門業者へ依頼するのがおすすめ

家の中にまだ家具や物が残っている場合、まずは家の中を空っぽにする必要があります。

片付けには手間と時間がかかるため、つい空き家を放置してしまう人も少なくありません。

上記で解説したとおり、空き家を放置すると建物が古くなりどんどん価値が落ちてしまいます。

そのため、片付けは早めに行いましょう。

空き家の片付けは、専門業者への依頼がおすすめです。

専門業者は経験豊富なため、効率的かつ迅速に片付け作業を行うことができます。

自力で運ぶのが大変な大型の家具や家電も、搬出から処分まで依頼が可能です。

搬出時に家を傷つける心配もありません。

大量に物がある場合も、最短1日で仕分けから処分まで完了するため、すぐに売却の準備ができますよ。

片付け費用やサービス内容は業者によって異なるため、複数の業者から見積もりを取って比較検討しましょう。

まとめ

空き家は多くの人が抱える問題のひとつです。

放置してしまうと老朽化が進み、手放す際に多くの問題が生じる可能性があります。

そのため、空き家になった時点でどのようにするのかを早めに考えましょう。

売却する場合は、複数の不動産会社に査定を依頼するのをおすすめします。

また、空き家に残っている物を片付ける際は専門業者への依頼を検討してみてください。

手間や時間をかけずに、最短1日で片付けが完了します。

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